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  • 2019年9月14日(土) 18時30分 スポーツ

    西宮ストークス、アーリーカップはB1の大阪エヴェッサに完敗

     いよいよ開幕が迫ってきた日本プロバスケットボールリーグ=Bリーグ。そのリーグ戦の行方を占う前哨戦、アーリーカップが、14日から16日の3日間、全国6会場で行われている。

     負けたら終わりのトーナメント戦。おおきにアリーナ舞洲(大阪市此花区)で行われた関西ブロックでは、西宮ストークスをはじめとする6チーム(B1=大阪エヴェッサ、滋賀レイクスターズ、琉球ゴールデンキングス、京都ハンナリーズ B2=西宮、バンビシャス奈良)が参戦。そのなかで、1414時からの1回戦に、西宮が登場。B1の強豪、大阪エヴェッサと対戦した。

     試合結果は、63-102で西宮は今シーズンの公式戦初戦で完敗に終わり、15日の準決勝進出はならなかった。

     西宮のスタート(先発)は、ブラッドリー・ウォルドー、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、道原紀晃、谷口淳の5人。第1クオーターでは一時16-0まで点差を広げられるなど、前半を通して苦しみ、大阪47-22西宮で試合を折り返す。西宮が意地を見せたのはハーフタイムが明けた第3クオーター。3ポイントの打ち合いの展開となったが、西宮が31-27で大阪を上回った。しかし最後は、大阪のタフなディフェンスと確率よく決まるシュートに苦しみ、終わってみれば102-63と大差で敗北。一時は40点の点差が開くなど、1度もリードを奪えず、B1との力の差を感じる敗戦となった。

     マティアス・フィッシャーHCは、試合後、「期待通りの活躍をしてくれた選手は」という問いに対し、「この試合だけですべてを評価できない」と断ったうえで、チームトップの20得点を記録したウォルドーと、唯一複数本(2本)の3ポイントシュートを決め、日本人選手トップの12得点を挙げた俊野佳彦、ゲームの半分以上をプレーし、チーム最多の4ターンオーバー、6アシストを記録した岸田篤生の3人を挙げ、一定の評価をした。

     西宮は、9月21日、22日に、ホームコートの西宮市立中央体育館で、奈良とのB2開幕節を戦う。(春名優輝)


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