兵庫県猪名川町の住宅で9月8日、小学2年で7歳の長女を包丁で刺して死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕された43歳の母親について、神戸地検は責任能力を調べるため精神鑑定を行う鑑定留置とした。
鑑定留置の期間は9月25日から2020年1月15日までで、鑑定医が事件当時の精神状態などを調べ、神戸地検はこれをもとに刑事処分を決める。
母親は自宅のベッドで寝ていた長女の首や胸を包丁で刺した後、自分の腹部も傷付けており、無理心中を図ったとみられる。警察の調べに対し母親は「長女を刺すかどうか悩みましたが、やりました」と容疑を認めていたという。(ラジオ関西ニュース)