19/02/17 ゲスト:澤井洋子さん
今日はゲストに兵庫県俳句協会 会長 澤井洋子さんにお越しいただきました。
<ラジオレクチャー>
1925年の今日ツタンカーメン王のミイラが発見されました。
ツタンカーメン王が収めたエジプトはオリエント文明の中心で、エジプトとはナイル川の谷間に出来た都市だったのです。そのほかの所は砂漠で、エジプトから出ると生きていけない事から「エジプトはナイルの賜物」と言われています。
エジプトはもともと多神教の国で、ファラオも神様とみなされていました。
しかしツタンカーメンの父親のアメンホテプ4世は、一神教を唱え始めその考えを推し進めていたので、ツタンカーメンも即位した当初は、ツタンカートン(アトン神の生きた似姿)と名乗っていましたが、その後多神教のアメン神信仰を復活させたためにツタンカーメン(アメン新の生きた似姿)を名乗るようになったのです。
エジプトというと、ピラミッドが有名ですが、ピラミッドが作られていたのは紀元前2700年から紀元前2500年頃までの短い期間だったのです。
エジプトにはピラミッドや王家の墓などまだまだ謎に包まれた物が多く、ロマンを感じますよね。