〈ひでチョイス〉
栃木県といえばイメージは日光・鬼怒川温泉・那須高原で、
県庁所在地・宇都宮は餃子と作新学院くらいしかイメージがわいてきません。
そんな地味な県庁所在地・宇都宮に今月26日に「宇都宮ライトレール」が開通しました。
新たに軌道を敷いての路面電車は1948(昭和23)年の富山以来で75年ぶり、
そしてLRT(次世代型低床式路面電車)路線の新設では、
日本初となることから大変注目されているんです。
写真撮影:萩原浩一
JR宇都宮駅と東部にひろがる国内最大規模を誇る
工業団地(テクノポリス)の約15kmを45分で結ぶこの鉄道
3両編成で外観は黄と黒のタイガースカラーになっています。
LRTの利点は、①高齢者などが低床(ノンステップ)で乗りやすい
②CO2を出さず環境にやさしい
③渋滞がなく定時性が確保される
④揺れが少なく静粛名乗り心地
⑤道路の渋滞緩和・・・など数多くあります。
写真撮影:萩原浩一
そもそも宇都宮は南北には新幹線・東北本線・東武鉄道などが走り、交通網は充実していました。
ただ東西を結ぶのはバス路線しかなく、
工業団地の拡充で道路は毎日大渋滞が発生していたのです。
写真撮影:萩原浩一
宇都宮市では、今後この沿線に
商業施設・住宅・観光施設・大学・スタジアムなどを集約させる方針です。
この鉄道が成功すれば、
地方都市でのLRT新設による街の活性化に大きく拍車がかかることでしょう。
写真撮影:萩原浩一
2023.8.31放送分 羽川英樹ハッスル!「今日のひでチョイス」より
- 8月24日もハッスル!今日もドーナツ日和🍩
- いま栃木で開通した「宇都宮ライトレール」が大注目!〈今日のひでチョイス〉
- 8月31日もハッスル!8月ラストです!