ラグビーの世界一を争うラグビーワールドカップ2019が、9月20日から日本で開催される。その開幕まで、6月12日でいよいよあと100日に迫るなか、開催地の1つ、神戸でも、大会への機運が大いに高まるイベントが行われる。6日のラジオ関西『時間です!林編集長』(月曜~木曜15:00-17:50)では、兵庫県ラグビーフットボール協会の田中康憲会長がスタジオに生出演し、ラグビーの魅力を伝えるとともに、6月に開催される「ラグビーウィークin KOBE」をPRした。
がっちりした体格の選手たちによる激しいぶつかり合いが随所に繰り広げられるラグビー。「そこへ至るまでに選手たちはトレーニングでフィットネスを高めている。その選手たちによる体と体のぶつかり合う音は迫力満点。スピードもあり、(フィットネスの)質と量も高い」と田中会長。「(楕円形で不規則な動きをするラグビーの)ボールを動かすと、誰が見ても『すごい!』と拍手が出るような、(選手の)非常に華麗な動きが出てくるもの。そして、ボールを相手陣にどのように押し込むかというところで、蹴ったり、持ち運んだり、素早く味方にパスしながら進めるなど、その工夫が戦術になり、その戦術のなかで、相手陣ゴールにグラウンディングして得点を取っていく(トライする)ところを見てほしい」と、改めてラグビーの醍醐味を語っていた。
(写真提供:兵庫県ラグビーフットボール協会)
そして、神戸のまちがラグビーで盛り上がることを目的とするイベント「ラグビーウィーク in KOBE」では、9日(日)に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場と補助競技場で「第47回兵庫県フェニックスラグビーフェスティバル」が開催される。そのなかでは、14時30分からの関西学院大学-関西大学の第42回定期戦をはじめ、「兵庫県のどのカテゴリーの選手もユニバー競技場のいい芝の上に集合するなど、一日を楽しめるようになっている」(田中会長)というような、県内の社会人や高校生、ラグビースクール生の試合も行われるなど、県内のラガーマンが一堂に集う。チケットは当日券のみ販売で、一般が1000円、高校生が500円、中学生以下は無料。当日は試合をドローンの映像でも見られる企画も予定されているとのことで、ラグビーの迫力を生で、大型ビジョンで、ぜひ体感したい。さらにラグビーワールドカップ2019のPRブースでは、数量限定になるが、グッズの配布もあるという。
さらに、15日(土)には「ラグビーワールドカップ日本大会100日前イベントin神戸」として、神戸ハーバーランドのスペースシアターで午前11時から、ラグビー体験コーナーやステージイベントの催しも予定されているほか、同日、神戸駅そばのデュオドームでも「神戸ラグビーファンゾーン2019」が開催される。また、すでに事前応募が締め切られているものの、16日(日)にはノエビアスタジアム神戸でラグビー・トップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズの選手と一緒にラグビー体験ができる「小学生ラグビー教室」、29日(土)には神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで小学生を対象に「集え!神戸っ子!タグラグビーfunfan大会」も実施。6月の週末、神戸はまさに、ラグビーに染まる。
兵庫県ラグビーフットボール協会の田中康憲会長(写真左・手前)がスタジオに生出演。ラグビーの魅力や、「ラグビーウィークin KOBE」をPRした。(写真:ラジオ関西)
『時間です!林編集長』 2019年6月6日(木)
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【公式サイト】時間です!林編集長
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