デビュー1年の近鉄特急「ひのとり」で行く 津(三重)の魅力〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
この3月でデビュー1周年となる近鉄の豪華名阪特急「ひのとり」。
遅ればせながら初乗車です。
奮発したプレミアムカーは1両に3×7列の21席だけというゆとり空間で、
シートピッチはなんと130cm。
国内の鉄道最大級で新幹線のグリーン車よりも広いんです。
本革のバックシェルシートは、リクライニング使用時に後ろの乗客への気遣いも不要で、
シートヒータも完備され 座り心地も抜群。
大阪難波から1時間23分で三重の県庁所在地・津に到着です。
県内の人口では四日市に及ばぬものの、県都としての風格を持つ津市。
藤堂家の城下町して栄えてきました。
この時期は藤堂家の別荘だった「偕楽公園」一帯の桜1000本が咲き誇り、
お堀端や庭園が美しい「津城址公園」の散策もおすすめです。
地元グルメではおとなりの松阪は牛肉で有名ですが、精をつけるなら津も負けてはいません。
鰻の消費量では常に全国のトップクラスに入るほどで、
市内には20数軒のお店があり どこも行列が絶えません。
関西風に焼き上げた鰻をリ-ズナブルな料金で提供して、「津ぅのうなぎ」として親しまれています。
もうひとつの名物スタミナ食は「津ぎょうざ」。
学校給食発祥のご当地グルメで、なんと直径が15cmもあり、
油で揚げてあるダイナミックな餃子です。
そして津に来たらぜひ立ち寄ってほしいのが「東洋軒グリル」。
昭和3年創業の老舗で、格調高い店内はゆっくりと時が流れています。
ここの名物「ブラックカレー」は上質な松阪牛脂と秘伝のスパイスでじっくり仕上げてあり、
口の中に濃厚なうまみがひろがる人気メニューなんです。
名阪特急が鶴橋から名古屋までノンストップだった時代は素通りしていた「津」。県庁所
在地ながら地味なイメージでしたが、「ひのとり」が停車するようになって大阪や名古屋
からも行きやすくなりました。訪ねてみればその魅力と歴史の深さを体感できるはずです。
2021.3.25放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
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