36分の空の旅
大阪モノレールは、1990年に千里中央~南茨木間で産声をあげ、今年でちょうど30年。
現在の大阪空港と門真市21,2kmが全通したのはその7年後。
開業30年にあたる今年6月、社名を「大阪高速鉄道」から「大阪モノレール」に変更されました。
現在、本線と彩都線の計28kmはモノレールとしては日本一長く、かつてはギネス世界記録の長さも誇る。
全線高架のためとにかく眺望の良さは関西随一。
<見どころ>
少路→千里中央は50パーミルという線内最大の勾配を登っていきます。
このあたりは標高が高く、右側の窓からは大阪平野が一望、はるか彼方に梅田のビル群も見えています。タワマン・住宅地と商業施設は織りなす千中の街並みは美しい。
万博公園・・・左手に、高さ70mの太陽の塔。あれから50年。
そして右手には 高さ123mという日本一の観覧車。エアコン完備で1周・18分、晴れた日には大阪市内から淡路島まで一望できます。
この駅で彩都線乗換です。エキスポシティもあり多くの乗降客の利用する駅。
摂津を出て安威川を渡ると左眼下に新幹線・鳥飼車両基地が見えてきます。
これだけ一堂に東海道・山陽新幹線車両を見られるのはもちろんここだけ。
甲子園球場9個分の広さに、最大680両が収容できます。
南摂津を出ると長さ632mの5連の美しいニールセンローゼのアーチ橋で淀川と広大な河川公園をまたぎ越します。
終点、門真市まで大阪空港まで36分。
ここにはパナソニック本社のほか、ジェネリックの東和薬品やタイガー魔法瓶の本社もあります。京阪電車と接続する 終点・門真市に到着です。
<特徴>
駅にはFree Wi-Fiスポットを完備している自動販売機と、休憩スペース、乗客が持ち寄った本が読めるモノレール文庫などもあり、さらに少路駅と沢良宜駅には、便利な宅配ロッカーも設置されているんです。
しかしネックは運賃の高さ。
大阪空港~万博公園9,9km モノレールでは380円、この距離はJRでは180円、阪急では230円
しかし現在乗り放題切符を8月31日まで販売中。なんと500円でモノレールが1日乗り放題。大人切符1枚で小学生までの子供二人が無料になります。
また、エキスポシティや、万博公園などでも特典を受けられますよ。
お盆のシーズンですが遠出が出来ないという方は大阪モノレールいかがでしょうか?
そんな大阪モノレールの魅力をハーさんがYouTubeにまとめました。
是非ご覧下さい。