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羽川英樹ハッスル!

  • 2021年6月3日(木) 10時10分

    ~神戸市内からの驚くべき山岳路線~ 神戸電鉄有馬線〈はーさんの行ってきました!〉

    〈はーさんの行ってきました〉

    地元では「しんてつ」と呼んで親しまれている神戸電鉄。
    神戸・新開地から有馬・三田・三木・小野方面に路線を伸ばしています。
    ただ神戸市内から六甲山地に分け入るため、全線のうち勾配部分がなんと84%、
    しかも50パーミルを超える急勾配も20%もあるという都会発の山岳路線なんです。

    今回は神鉄でも最も古い歴史をもつ有馬線(新開地~有馬温泉)をご紹介します。
    始発駅の「新開地」は、神戸高速で阪急・阪神・山陽とも接続しています。
    「新開地」を出発すると地下ですぐに「湊川」。
    もともとの神鉄のターミナルで、かつて駅の上に高さ57mの神戸タワーがそびえていました。

    資料提供:佐々木孝昌

    「湊川」を過ぎると地上に出て、いきなり50パーミルの勾配で「長田」「丸山」を駆け上ります。
    「鵯越」は義経が源平合戦で一の谷に攻め込んだ場所。また2018年に廃止になった
    「菊水山」のホームの名残も見ることができます。

    標高278mの「鈴蘭台」。
    戦前はダンスホールなどもある避暑地で「関西の軽井沢」とも呼ばれていました。
    車庫もある神鉄最大の拠点駅で、利用客減少で赤字に悩む粟生線とここで分岐します。

    神戸市営地下鉄と接続する「谷上」。
    長らく北神急行として親しまれてきましたが、昨年6月から地下鉄北神線になりました。
    「花山」にはUR花山東団地があり、高台にあるため斜行エレベーターが設置されています。
    これが昭和59年に設置された日本初の斜行エレベーターなんです。

    「有馬口」は三田線との分岐駅。
    ここで有馬温泉行に乗り換え、緑の木々が覆いかぶさる単線を4分走って「有馬温泉」に到着。

    有馬川親水公園を横目に見ながら温泉街へ。
    外湯・金の湯は650円で日帰り入浴ができ、足湯は無料で楽しめます。
    情緒たっぷりの湯本坂や、98度のお湯が湧き出る天神泉源も訪ねてみましょう。
    また老舗旅館・御所坊の温泉は100%源泉かけ流しで、ユニークな半露天混浴があることでも有名です。}

    神戸電鉄はよく運賃が高いと言われますが、険しい山岳地帯を通るための線路の維持費、
    そして急勾配仕様の特殊車両の導入などが運賃に反映されてることをご理解ください。
    50パーミルという急こう配を懸命にひた走る神鉄。ぜひその馬力を実感してみて下さい。

    2021.6.3放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より

    【鉄アナ・羽川英樹の出発進行】はこちら