京都丹後鉄道(西舞鶴~天橋立)~夏の丹後を満喫できる列車たち~〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
京都府の北部を走る第3セクター 京都丹後鉄道。
2015年から運行事業を北近畿タンゴ鉄道から
ウィラートレインが引き継ぎ「京都丹後鉄道」となりました。
通称・丹鉄は3つの路線に別れますが、今回は西舞鶴から天橋立までの29kmをご紹介。
ではJR舞鶴線との共同駅「西舞鶴」から1両のデイーゼルカーで出発進行。
雑草伸び放題の線路や緑の山々に囲まれたのどかな風景をながめながら、
3つ目の駅「丹後神崎」を過ぎると、この路線 最大のビュースポットに差し掛かります。
由良川橋梁は全長551mで水面からの高さ6m。
赤い橋梁が空と海に見事に映える絶好のフォトスポットです。
そしてこの「丹後由良」を過ぎたあたりから車窓から海が見えてきます。
奈具海岸は風光明媚な景勝が有名で、観光列車は撮影用に一旦停車してくれます。
丹鉄には水戸岡鋭治氏デザインの3つの観光列車があります。
レストラン列車「くろまつ」、カフェ列車「あかまつ」、予約のいらない「あおまつ」があります。
また自社特急車両として かつてのタンゴディスバリーをリニューアルした「丹後の海」があり、
現在は特急「はしだて」「まいづる」「丹後リレー号」として運用されています。
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宮津は「海の京都」の中心地であり北前船の港町としても栄えました。
この駅で福知山に向かう宮福線と接続します。
また駅構内にある「丹鉄珈琲 114kmカフェ」や、
駅前の老舗大衆食堂「富田屋」は外せない飲食スポットです。
そして今回の旅の終着・天橋立に到着。
日本三景のひとつ天橋立は、全長3,6kmの砂州に5000本の松林が生い茂る景勝地。
高さ130mの展望台からの「股のぞき」を体験したら、
日本3文殊のひとつ智恩寺で智慧を授かりましょう。
この鉄道は、かつて日本一の赤字3セクに陥った時期もありましたが、
地域住民の熱意と関係自治体や運営会社の努力と工夫で少しづつ上向いてきました。
美しい自然風景、豊かな海の幸(今は岩がき)、多くのレジャースポットなどをもつ丹後。
コロナが落ち着いたら、ぜひ丹鉄の観光列車に乗ってその魅力を存分に体感してみて下さい。
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2021.8.5放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
- 少し落ち着いたら乗ってみたい、西日本おすすめ観光列車〈はーさんの行ってきました!〉
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- 8月5日もハッスル!