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羽川英樹ハッスル!

  • 2021年9月16日(木) 11時42分

    紀州鉄道(御坊~西御坊)~日本一短い?ローカル私鉄~〈はーさんの行ってきました!〉

    〈はーさんの行ってきました!〉

    紀州鉄道は営業距離わずか2.7km。
    実は距離だけだと千葉県の芝山鉄道が一番短く2.2kmなんです。
    ただここは第3セクターなのと、全列車が京成電鉄に乗り入れているため、
    単独路線の私鉄としては 紀州鉄道が日本一短い私鉄ということになります。

    始発駅の御坊駅はJRきのくに線・御坊駅0番線に同居。
    御坊までは新大阪から「特急くろしお」で1時間45分です。
    では1両の気動車に乗って8分のミニ列車旅に出発進行!

    保有車両2両はいづれも信楽高原鉄道から無償譲渡されもの。
    列車はディーゼル音を響かせながら、
    田園風景の中を今は珍しい第4種踏切(警報機も遮断機もない踏切)を数多く横切っていきます。

    「学問」はスーパーグローバルハイスクールに指定され、
    自民党の重鎮・二階俊博氏の母校でもある県立日高高校があります。
    ここの駅の切符や入場券は、受験生に大人気なんです。

    次は御坊市の中心地・「紀伊御坊」。
    ここに事務所と車庫があり、35年間走り続けた名車キハ603も動態保存されています。

    この鉄道も御多分にもれず、かなりの赤字を抱えています。
    しかし紀州鉄道の本業は不動産やホテル経営で、鉄道は企業の信用をより高めるために取得したもの。赤字でも本業からの補填でなんとかやっていけるんです。

    「市役所前」を過ぎると、もう終点の「西御坊」。
    1932年(S7)開業の駅舎は超レトロ。
    ここはかつて西本願寺・日高別院の寺内町としてにぎわったところで、
    古い街並みが今もしっかり残っています。

    実は1989年までは ここからさらに日高川まで線路がつながっており、
    国鉄の貨物も乗り入れていました。
    廃線跡には、今も鉄橋や腕木信号・踏切・転轍機などがしっかり残り、
    その歴史をたどるのもファンにはたまりません。

    ちなみに御坊に来たらぜひ食べてほしいのが名物の「せち焼き」。
    焼きそばを小麦粉ではなく、卵2個でつないだもので、
    せちがうは御坊弁でむちゃくちゃにする、ごちゃまぜにするという意味があり、
    市内のお店で味わうことができます。

    この秋、ノスタルジックなわずか8分 180円のミニ列車旅を楽しんでみませんか。

    2021.9.16放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より

    【鉄アナ・羽川英樹の出発進行】はこちら