全通から60周年 生まれ変わった大阪環状線のいま(東半分)〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
1961年に全面開通した大阪環状線は、今年ちょうど60周年を迎えます。
今回は大阪から天王寺までの東半分の区間を外回り電車に乗ってみました。
「大阪駅」2番線を出発した8両編成の323系(2016年に登場の最新車両)。
日本一長い天神橋筋商店街に近い「天満」を過ぎると、
淀川橋梁で大川を渡って「桜ノ宮」へ。
天神祭では舟渡御で100隻近くがこの川を渡り、
右手には帝国ホテルとOAPのビル群がひろがる一大ビュースポットです。
「京橋」はJR学研都市線・東西線、京阪、大阪メトロと接続する環状線の主要駅。
駅の東側は 庶民的な飲食店や商店街がひろがりますが、
西側は一変して近代的なOBPの高層ビル群が立ち並んでいます。
次の「大阪城公園」は1983年にできた環状線では2番目に新しい駅。
おしゃれな飲食施設ジョーテラスから大阪城ホール、
さらに大阪城へと続く市民の憩いの場です。
大阪城公園を過ぎると、左手に広大な森ノ宮車庫が見えてきます。
正式には吹田総合車両所・森ノ宮支所と呼ばれています。
「森ノ宮」には医療機関とURの住宅が集まっています。
1996年まで近鉄バッファローズの本拠地・日生球場もありましたが、
その跡地は森宮キューズモールとなっています。
「玉造」にはかつてこの環状線で活躍した103系をかたどった複合施設「ビエラ玉造」の姿が。
コンビニ・フィットネスなどに保育園も入っています。
近鉄・大阪メトロと接続する「鶴橋」。
駅周辺にはコリアンタウンが広がり、独特の異空間を醸しだします。
喫茶ロックヴィラの名物キムチサンドは、
キムチの水分を十分切ってトーストにはさみ特製マヨネーズで。
これはたまりません。
河島英五の歌が発車メロディになっている{桃谷}を過ぎると「寺田町」。
かつて違法駐輪の多さが有名な駅でしたが、今はだいぶ解消されているようです。
この駅の外回りホームにある壁付けの古い駅名票は鉄マニアには見逃せません。
日本一の高さ300mを誇るあべのハルカスが見えてきたら「天王寺」。
ここはJR西日本では大阪・京都に次いで3番目に利用客の多い駅です。
JRではこの数年で「大阪環状線 改良プロジェクト」をつくって本格的な改革に乗り出します。
主には ①ホーム柵の設置 ②車両の新装 ③トイレの改修
④高架下の開発 ⑤各駅の発車メロディの設置などを手掛けてきました。
その変貌ぶりをぜひご体感ください。
2021.12.02放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
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