阪神電車・前編(大阪梅田~西宮)~阪神間の下町を駆け抜ける電車たち~〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
2022年の幕開けは タイガース優勝を祈って阪神電車をとりあげました。
大阪梅田駅には朝夕のラッシュ時に使用される新1番線も昨年増設され、
東改札横の170円のミックスジュースは冬でも相変わらずの人気です。
では今回は「大阪梅田」から急行に乗って「西宮」までをご紹介しましょう。
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最初の停車駅「野田」はかつて、
阪神路面電車の東神戸への国道線と、天六への北大阪線のターミナルでもありました。
この跡地に現在 阪神電鉄の本社ビルが建っています。
「淀川」の駅を通過すると、
梅田の高層ビル群を眺めながら 全長778mの淀川橋梁を渡ります。
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なんば線と合流する「大物」を通過すると、眼下に広大な尼崎工場と車庫が見えてきます。
甲子園ナイター時の臨時列車もここから出動していきます。
車庫を過ぎると尼崎城が見えてきます。
このお城は2019年に145年ぶりに再建されたもので、
この地発祥のミドリ電化(現在のエディオン)の創業者が、
私財12億円をつぎ込んで完成させました。
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「尼崎」を出発すると尼崎えびす神社の高さ17mの大鳥居がみえてきました。
元オーストラリア航空CAだった女性が実家を継いで宮司を務めているんです。
次は「武庫川」。ここで武庫川線と接続。
なんせ川の真上にホームがあるので、冬の電車待ちは六甲おろしが吹き抜けて寒いんです。
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次は甲子園球場の銀傘をイメージにした大屋根をもつ「甲子園」に停車。
かつては浜甲子園の団地とを結ぶ路面電車の甲子園線も走っていました。
また球場外野横にはひっそりと「素戔嗚(すさのお)神社」が鎮座しており、
勝利祈願に多くのファンがやってきます。
さらに北口に出れば 阪神間モダニズムを色濃く残す「旧甲子園ホテル」が
現在 武庫川女子大の施設となって残されています。
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「今津」では阪急今津線と接続。乗り換え利用のとても多い駅です。
今回のゴール「西宮」は、人口48万を擁する市の中心駅で、
駅の商業施設「エビスタ」にはユニークな飲食店が軒を連ねます。
また駅近くに鎮座するのが西宮神社。日本のエビス神社の総本社で、
毎年 十日えびすでの福男選びが有名ですが、
今年もコロナ感染対策のため残念ながら中止となりました。
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大阪梅田から中間主要駅・西宮までは急行で20分の乗車。
通勤・通学や野球観戦での利用が多い路線ですが、
停車駅ごとに歴史と足をとめたくなるスポットが発見できる鉄道なんです。
※今回の阪神電鉄・・前編は
鉄道YOUTUBE「羽川英樹の出発進行 #42」で取り上げています
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2022.1.6放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
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