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羽川英樹ハッスル!

  • 2022年3月3日(木) 10時10分

    JRおおさか東線(新大阪~久宝寺)~さよなら201系~〈はーさんの行ってきました!〉

    〈はーさんの行ってきました!〉

    おおさか東線は主に城東貨物線の線路を活用して、2008年3月に放出~久宝寺間が開通、
    そして11年後の2019年3月に新大阪までつながり全通となりました。
    現在全14駅中のうち9駅で他の路線と接続するため東西の連絡がよく、
    大阪モノレールと同じような役割を果たしていますが、
    沿線住民以外は普段あまり乗らない路線でもあります。

    しかしここへきて急に注目を集めているのは、
    今走っている201系がこの春のダイヤ改正でこの路線から姿を消してしまうからです。
    そこで最後の姿を新大阪~久宝寺間の沿線風景とともに追ってきました。

     

     

     

    「新大阪駅」を15分おきに出発する普通・久宝寺行。
    しばらくは梅田貨物線と線路を共用しながら、右の京都線と並行して走ります。

     

    「南吹田」を過ぎれば、高架工事中の阪急京都線をくぐって「JR淡路」。
    阪急淡路駅とは300mで接続し、その間に東淡路商店街があります。
    JR駅前にはミュシラン一つ星の「千成寿司」、
    そして阪急淡路側には人気のお好み焼きの「2代目ぼん太」があります。

     

     

     

     

    「JR淡路」を過ぎるとすぐに全長610mの淀川橋梁をわたります。
    ここは通称「赤川鉄橋」と呼ばれ、かつては人も渡れる橋でした。
    84年間にわたって市民に親しまれてきた木造橋も、
    おおさか東線を開通させるため8年前に閉鎖されてしまいました。

    「JR野江」では京阪と接続。
    その後「鴫野」~「放出」の一駅間は学研都市線が並行して走ります。
    難読駅名のひとつ「放出」の駅前には高層マンションも出現。
    あのハナテン中古車センターのCMで一躍有名になった駅です。

     

     

    「JR河内永和」では近鉄奈良線、「JR俊徳道」では近鉄大阪線と接続します。
    このあと難読駅名の「衣擦加美北」(きずりかみきた)などを経て、大和路線と接続の「久宝寺」へ。
    ここの駅前に高層マンションや商業施設、市民病院などが集まっていますが、
    もともとは広大な龍華(りゅうげ)操作場があった場所なんです。

     

     

     

    おおさか東線には特に観光名所などはありませんが、
    大半が高架で見晴らしもよく、貨物線との歴史も相まって鉄にはたまらない路線です。
    なお3月12日からは221系がそのあとを継ぐことになっています。

     

     

    2022.3.3放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より

    【鉄アナ・羽川英樹の出発進行】はこちら