JR嵯峨野線で亀岡までぶらり列車旅 〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
JR嵯峨野線は山陰本線の一部で、京都から園部(南丹市)までの34,2kmの区間の愛称です。
では4両編成の221系電車で京都から今回は亀岡までの小さな旅に出発進行!
「梅小路京都西」は2019年に誕生した嵯峨野線で最も新しい駅。
京都鉄道博物館・京都水族館・梅小路公園などが駅の目の前です。
「丹波口」は京都中央卸売市場への最寄り駅、「二条」は特急と快速も停まり地下鉄東西線とも接続、
「太秦」は広隆寺や東映太秦映画村にも徒歩圏内の駅です。
「嵯峨嵐山」は文字通り観光地・嵐山へのJRの玄関口。
ここで嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車と接続しています。
保津川に沿いながら旧山陰本線の線路を使って亀岡まで23分。
最後尾からDE10の機関車が押し、5号車はオープンデッキ車両になっています。
また眼下の保津川下りの舟に出会うとお互い手を振りあうのもほほえましい光景です。
「保津峡」はまさに保津川の真上にぽつねんとホームがあります。
駅の周りには何もなく、登山客やラフティング客が主に利用しています。
ホームからはトロッコの線路も見え、春は桜の名所となります。
このあといくつものトンネルを抜けて「亀岡」へ。
京都から快速でわずか20分で到着です。
ここは明智光秀が築城した亀山城の城下町。
城跡地域はいま宗教法人・大本教が所有しており、お濠にある南郷公園も桜の名所。
また古い街並みも随所にしっかり残っており、樽熟成醤油がうまい老舗「ひしほの匠庵」や、
女性杜氏が手掛ける丹山酒造のお酒などおいしい湧き水が生きています。
さらには京の奥座敷と呼ばれる名湯・湯の花温泉でゆったりもいいですねえ。
そして今シーズン 12年ぶりに悲願のJ1昇格をはたした京都サンガ。
そのホームスタジアムが駅前に位置します。
駅北口もきれいに整備され、サッカーの町としての盛り上がりを見せており、
今シーズンは2月19日(土)浦和レッズ戦から始まります。
春の息吹を肌で感じられる嵯峨野線。ぜひ一度ご乗車下さい。
2022.2.17放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より