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田辺眞人のまっこと!ラジオ

  • 2019年2月3日(日) 13時09分

    19/02/03 ゲスト:吉江麻樹さん

    今日はゲストに兵庫県立ピッコロ劇団の女優「吉江麻樹」さんにお越しいただきました。

     

    <ラジオレクチャー>

    2月3日は節分。

    節分とは季節を分ける日の事なので、正確には立春、立夏、立秋、立冬の前の日の事を指し、したがって1年に4回あるんです。

    ですが、日本ではその立春の前の日だけを取り上げて節分と呼んでいるんですね。

    節分に豆をまくのは新しい年を迎えるに際し、力のある食べ物をまくことで、悪いものを遠ざけていたのです。

    鰯や柊を家の前に飾るのは、尋常ではないものには邪気を払う力があると考えられていて、尋常ではない葉っぱの柊、腐って尋常ではない匂いを放つ鰯を飾ることで邪気を払っているのです。

    この風習は少なくなってきていますが、兵庫県内では昔近衛の領地だった伊丹市では多く残っているんです。

    また、平賀源内が浄瑠璃の台本を書くときのペンネームが「福内鬼外」なんです。

    皆さんも邪気を払って、新しい季節を呼び込んでくださいね。