今週は、まりりんが選んだ新書を
ご紹介!
『ビッグデータ探偵団』
安宅和人著
池宮伸次著
Yahoo!ビッグデータレポートチーム
講談社現代新書
900円
ビッグデータ、という単語を聞いたことのある人は多いかもしれない。
しかし、これによっていったい何ができたり、どんなことがわかったりするのかを知らない人は、まだまだ多いのではないか?
私たちが本書で示していくことは、ビッグデータが、これからのビジネスを考えるうえで、また、あなたの生活をより快適なものにするために、
こんなにも役に立つのか、という驚きと発見である。
今後は、すべての産業が「データ×AI化」していく。ネットとリアルは別個の世界であるどころか、切り離しえないものであり、
今後ますますその連関が密接なものとなっていくことは間違いない。
このような時代に生きる人々にとって、変革のカギとなるデータについての皮膚感覚的な理解が欠如していることは、致命的と言わざるを得ない。
データを正しく理解する力(=データ・リテラシー)は、リアルな現実世界を生きていくうえで、もはや「常識」として身に着けておくべき必須のツールとなる。
データを分析し、意思決定に役立てていく「データ・ドリブン」の思考力、分析力、情報科学の基本、データの力を解き放つ力――
これらをしっかりと会得し、応用できる人だけが、これからの社会を生き抜いていけるのだ。
さあ、私たちが分析した新事実を読んで、データの魅力と無限の可能性を体感してみよう!