サッカー・J1のヴィッセル神戸は11日、MF三原雅俊が柏レイソル(J2)に期限付き移籍すると発表した。期限付き移籍期間は今季終了まで。なお、契約により、三原は今季、神戸と対戦するすべての公式戦に出場できないことになっている。
三原は熊本県熊本市出身の30歳。ルーテル学院高校を経て、2007年に神戸に加入。途中、当時北信越リーグのツエーゲン金沢(2009年7月~12月)や、J2のV・ファーレン長崎(2014年)でのプレーも経験したが、約12シーズンにわたってクリムゾンレッドに在籍していた、今季のチーム最古参選手。守備のオールラウンダーとして2010年シーズン以降はコンスタントに出番を積み重ね、ここまでJ1で150試合出場6得点、J2で38試合出場、Jリーグカップ戦で34試合出場、天皇杯では16試合出場1得点を記録。いぶし銀の活躍を見せる選手として、チームへの貢献度も高かった。
三原はクラブ広報を通じて、「このたび柏レイソルに期限付き移籍することになりました。選手として成長できると思って新たな環境でチャレンジすることに決めました。新しいチームでも自分らしくチームのために全力で頑張ります。毎試合、声援を送り続けてくれたサポーターの皆様には感謝しています。引き続き、応援をよろしくお願いします」とコメントを発表。三原がJ1で自己シーズン最多出場を果たしているとき(30試合)の神戸の指揮官で、現在は柏でタクトを振るうネルシーニョ監督のもと、J2からJ1昇格を狙うチームとともに活躍を期す。
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