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  • 2019年8月2日(金) 20時16分 エンタメ

    STU48 神戸で初公演 3枚目シングル発売日に「船上劇場」でおよそ30曲熱演

    「瀬戸内エリア」を本拠地に、船の中にある劇場でパフォーマンスをするアイドルグループ「STU48」が、731日午後、神戸港・中突堤ではじめての兵庫公演を行った。

     2017年に、AKBグループとしては国内6番目に結成されたSTU48は、兵庫県をはじめ、岡山、広島、山口、香川、徳島、愛媛の7つの県を巡り、それぞれの主要な港に船をつけ、今年の4月に完成した、STU48船上劇場「STU48号」で公演を行う。


    STU48船上劇場「STU48号」

     手荷物を預け、手首に紫色のリストバンドを巻いてもらったあと、身体チェックを受け、“乗船”。船内では軽食やドリンクも購入でき、船のデッキで潮風に吹かれながら食べることも可能だ。

     31日の公演は3部構成で、兵庫県出身の2人を含むメンバー16人が登場。構成・演出は「THE CONVOY SHOW」主宰の今村ねずみ氏が担当。1部では彼女たちの憧れであるAKB48グループの楽曲を披露。大ヒットした、「ヘビーローテーション」や「フライングゲット」などで、はやくも会場のボルテージは最高潮に。続く2部では、活動の舞台である「海」をテーマにした曲が中心。「島唄」や「亜麻色の髪の乙女」をしっとりと歌い上げるほか、サックスやバレエなど、メンバーの特技をいかしたシーンも盛り込まれ、客席もうっとりと彼女たちに見入っている。

     この2部の最後を、今年2月発売で、同月のマンスリーAミュージック(関西AMラジオ5局が1か月間共通してオススメする、パワープッシュソング)にも選ばれた2枚目シングル、「風を待つ」で締めくくると、3部はSTU48のオリジナル楽曲だけで構成。会場のコールの声もひときわ大きくなる。実に30曲に及ぶ、2時間にわたる公演で、集まったおよそ300人のファンを沸かせた。

     兵庫県出身の石田みなみさんは、「私と瀬戸内をつなぎ合わせてくれた兵庫に帰ってこられてうれしい。次こそは、という気持ちで頑張るので、またこの劇場に足を運んでください」と笑顔であいさつ。731日は、およそ半年ぶりとなる3枚目シングル『大好きな人』の発売日でもあったSTU4886日にも、同じく神戸港でライブを行い、この日は市岡愛弓の卒業公演になる。

     31日のSTU48の出演メンバーは次の通り。石田千穂、石田みなみ、磯貝花音、今村美月、大谷満理奈、岡田奈々、甲斐心愛、門脇実優菜、瀧野由美子、田中皓子、土路生優里、福田朱里、藤原あずさ、矢野帆夏、沖侑果、中村舞(50音順)。