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  • 2019年8月20日(火) 18時48分 スポーツ

    熱血漢・狭間監督も選手称える「ほんまにええやつら、寂しいです」 準決勝 試合後の明石商 監督、選手のコメント

     第101回全国高校野球選手権大会は20日、阪神甲子園球場で大会13日目の準決勝2試合が行われ、第1試合に登場した地元・兵庫代表の明石商は、大阪代表の履正社に1-7と敗れ、初の決勝進出はならなかった。以下は、試合後の明石商、狭間善徳監督と選手のコメント。

    狭間善徳監督(明石商)
    「完敗ですね。4点取られても焦りはなく、返していけると思ったが、三振が10もあるとしんどい。(先発した中森は)下半身と上半身のバランスがブルペンからよくなく、(控え投手の)杉戸(理斗・3年)に『すぐ(継投に)いくかも』という話はしていた。途中から(ランナーがいなくても)セットポジションにして、2回からはよく抑えたのでは(と思う)。初回の4点がなければわからなかったのかなとは思うが、履正社の方が1枚も2枚も上だった。(部員へ)ようやったと思いますけど、まだまだこれから。これぐらいで泣いたらダメ、笑って過ごしてほしい。ほんまにええやつら。勝たしてやりたかった。負けたら一緒。これだけ一緒にいたので、何事も最後があるとはいえ、寂しいですね。(新チームに向けて)中森や来田もまだまだ甘い。高みを目指してイチからつくっていきたい」

    重宮涼主将(明石商・3年)
    「やり切った気持ちと悔しい気持ちが半分半分。相手ピッチャーを打ち崩せず悔しい。チームに焦りはなかったが、ボールの高低の見極めができず、フライが多くなってしまった。中森はいいピッチングをしていたので、援護できず申し訳ない。甲子園は最高に幸せな場所だった。ここで夏を終えられてよかった。(応援してくれた人たちへ)負けているなかでも大歓声を送ってくれて、感謝しかない。(仲間へ)いろいろあったが、キャプテンについてきてくれたことに、感謝の気持ちを伝えたいと思う。(後輩へ)甲子園に出ることがすべてじゃなくて、それまでの練習の過程や、チームとしてどうまとまり、人として成長するかが大事。そこは曲げずに頑張ってほしい」

    中森俊介投手(明石商・2年)
    「初回からあまりストレートが走らず、変化球でかわしていた。履正社打線は想像以上にすごくて、甘い球はすぐに外野に運ばれた。もっと自分が力強い球が投げられたら、来年日本一になれるのではないかと思う。守りから攻撃につなげられるようなピッチングがしたい」


    【公式サイト】時間です!林編集長