兵庫県下最大のいちじくの生産量を誇る神戸市では、9月7日から2週間にわたって「神戸いちじくフェア」が開催される。
「神戸いちじく」は神戸市西区の伊川谷町、岩岡町、神出町、平野町の農家68軒で生産されている。
いちじくは通常、流通の時間を見越して少し未熟な状態で収穫されることが多いが、神戸のいちじくはそのほとんどが市内で消費されるため、収穫をギリギリまで待ち、完熟した味を食べることができる。
そんな神戸市の特産品ともいえる「神戸いちじく」の知名度を上げるため、神戸市は「神戸いちじくフェア」を開催。神戸市内の飲食店とシンガポールのスイーツ店などで、「神戸いちじく」を使用した特別メニューが期間限定で登場する。
フェア初回となった昨年は38店舗が参加し市民からも好評を集めた。2度目の開催となる今回は、昨年の倍にもなる84店舗が参加し、「神戸いちじく」のさわやかな甘さを、いろいろな商品に展開する。
左:「神戸産いちじくタルト(中央区・ショコラリパブリック三宮本店)」
右:「KOBEいちじくデニッシュ(東灘区・ケルン阪神御影店)」(写真提供:神戸市)
ケーキやパンはもちろんのこと、いちじくを丸ごと閉じ込めたような「満月堂(北区)」の「いちじく大福」や「季楽魚処清本の店(長田区)」の「イチジクと夏はもの挟み照り焼き」といったお惣菜としての展開も注目だ。
左:「いちじく大福(北区・満月堂)」(写真提供:神戸市)
右:「イチジクと夏はもの挟み照り焼き(長田区・季楽魚処 清本の店)」(写真提供:神戸市)
最も旬とされる9月の「神戸いちじく」の熟れた甘さが味わえるのはこの時季だけ! ぜひ、さまざまな商品で堪能してほしい。(山本洋帆)
「神戸いちじくフェア2019」
開催:2019年9月7日(土)~9月23日(月・祝)
場所:各参加店舗
公式サイト:https://www.gastropoliskobe.org/ (食都神戸2020)
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