3人組ロックバンド・鶴が、9月8日放送のラジオ関西『MUSIC LIFE GARDEN』(日曜16:00-17:00)に登場した。出演したのは、オススメの曲や話題の曲などを紹介する番組コーナー、「ハル・キャッチ」。
鶴が8月14日にリリースした新曲『バタフライ』や、10月6日に開催がせまる無料音楽フェスで、鶴自身が地元・鶴ヶ島市で主催する「鶴フェス2019」について、番組パーソナリティーの春名優輝(ラジオ関西アナウンサー)が聞いた。
3人組ロックバンド・鶴がラジオ関西『MUSIC LIFE GARDEN』に登場。写真左から、笠井“どん”快樹(ドラム)、番組パーソナリティーの春名優輝(ラジオ関西アナウンサー)、神田雄一朗(ウキウキベース)、秋野温(うたギター)※メンバーの紹介は鶴の公式ホームページより引用(写真:ラジオ関西)
鶴は、秋野温(うたギター)、神田雄一朗(ウキウキベース)、笠井快樹(ドラム)の3人で、2003年に結成。メンバー3人はいずれも、バンド名の由来にもなった、埼玉県の中央部に位置する鶴ヶ島市の出身であり、中学校時代の同級生。2018年には、同市の「ふるさと応援大使」に就任している。
鶴ヶ島市はどんなところなのだろうか。秋野によると、「埼玉県のど真ん中、海なし県中の海なし市。でも、都内からのアクセスも悪くないし、高い建物もなく、山もなく、空が広くて住みやすいところ。最近では、サフランの栽培を進めていて、地元の名産にしようとしている」という。
その鶴ヶ島市で行われる、鶴主催の「鶴フェス」。秋野は、「僕らのやることは、全国の人に『来てください』と広めること。僕ら自身『大変だな』というところまではいってませんが、当日、一番テンパるんでしょうね」と笑う。「もう16年、『鶴ヶ島の鶴です』と言い続けて、ようやく市の協力も得て、地元への恩返し、町おこしができるチャンス。全国から鶴ヶ島に人が来てくれることで一つ、恩返しにもなるし、地元でこんなに最高な音楽フェスがあるんだ、こんなに音楽の熱量があるんだ、というのを地元の人にも見てほしい。誰かの刺激になってくれれば」と意気込みを語った。
鶴は、2015年から3度、47都道府県すべてを巡るツアーを完走。この経験からも、「全国から人が来てもらう、そのことへの想いは強くなった」という。
今年3月に終えた3週目の47都道府県ツアーの途中にできたのが、鶴フェスのテーマソングにもなっている新曲、『バタフライ』(8月14日リリース)。ソングライティングを担当した秋野は、「遠回りしたって近づいてるんだ」というサビのフレーズが最初に思い浮かんだと言い、「何を言っているかよくわからないかもしれないけれど、鶴のことをうまく言えているような気がした」とのこと。「いつも、次なる鶴の真ん中、核となる曲を常に探しながら曲を作っているなかで、僕は思ったことしか言葉に出せない。ふとこれが思い浮かんだということは、自分たちの通っている道は、遠回りではなく最短だと思っているということ。でも、みんながそうはなれない。人によっては、今がどんな無駄だと思っていても、やりたいことには近づいているはずだよ、と背中を押せるように、大きな意味で歌っている。この曲を、みんなの歌にしたいです」と力を込めた。
「鶴フェス」に向けては、クラウドファンディングも立ち上がっている(https://wizy.jp/project/164/)。また、鶴フェスへの参加が叶わない人も、年末にかけて、関西でいくつかライブが予定されている。新作『バタフライ』の詳細も併せて、詳しくは鶴の公式ホームページ(https://afrock.jp/)をチェックしておきたい。
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