兵庫県南あわじ市の飲食店で、鶏の刺身などを食べた4人が食中毒になったが、症状は軽く、全員、快方に向かっている。
兵庫県によると、食中毒が発生したのは南あわじ市広田の鶏料理の店「鳥蔵」で、今月2日に、鶏の刺身などを食べた18歳から20歳の男性4人が、発熱や下痢の症状を訴え、医師の手当てを受けた。
県は、4人の食べた料理や症状がほぼ同じこと、そのうちの2人の便から食中毒を引き起こす菌、「カンピロバクター」が検出されたことなどから、この店での食事が原因の食中毒と断定し、店に、12日から14日までの、3日間の営業停止を命じた。
兵庫県の担当者は、「食中毒は春から真夏にかけてのイメージがあるが、真冬でも発生していて、引き続き注意が必要。十分な加熱、調理器具の使い分け、手の殺菌などを徹底してほしい」と呼びかけている。
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