14日、日本プロバスケットボールリーグ=Bリーグ2部(B2)に所属する西宮ストークスは、シーズン開幕前のアーリーカップに臨み、Bリーグ1部(B1)の大阪エヴェッサと対戦。結果は、63-102で西宮は今シーズンの公式戦初戦で完敗に終わり、15日の準決勝進出はならなかった。以下は、試合後の西宮のヘッドコーチ(HC)、選手の試合後のコメント。
●マティアス・フィッシャーHC
「(大阪は)特に3ポイントの成功率がよかった(44.8%)一方で、西宮の25%(という3ポイントシュート成功率)は、まだ足りない。
前半は相手に対して敬意を払いすぎた、優しすぎた。シュートは打てていたものの、決めることができなかった。ゲームの入りからよくなっていかないといけない。
ただ、後半は自信をもってプレーしはじめ、特に第3クオーターはいいオフェンスができた(31得点)と思う。
フィジカルの強いB1のチームを相手にして、40分間、シュートを決めるにはまだ足りないと感じた。いい教訓になったし、来週の開幕に向けて、特にディフェンスのローテーションとコミュニケーションを改善していき、シュートを決めることに対して自信をつけていきたい」
●谷直樹選手(キャプテン)
「完敗。決めるべきシュートを決めたか決めなかったかの差だと思う。何を言っても言い訳になると思うので、しっかりと受け止める。
速い展開でしっかりとボールと人を動かすという形は作れていた部分はあった。もっと試合中にこういった展開を増やしていきたい。一方で、前半の入りで、相手のフィジカルにやられて、自分たちのエネルギーも足りなかった。自分たちはチャレンジャーとして、毎試合毎試合、相手を上回って、エネルギッシュに入らないといけない。
こうした、よかったところ、悪かったところをチームで共有して、(B2開幕までの)残り1週間、もっとチームでコミュニケーションをとり、細かい部分を詰めて、いい形でシーズンに臨みたい」
●俊野佳彦選手
「気持ちで負けていた部分が大きい。B1のチームなど、フィジカルの強い相手とするときに、相手の勢いにのまれないように、もっと自分たちの気持ちを出して、相手よりフィジカルにプレーしないといけないと思った。
まだ、合流して1か月半。コーチの信用も勝ち取れていないなかで、少ない時間でも自分の持ち味を出せればと思って試合に臨んだ。アグレッシブに得点に行くところなど、ある程度はできたと思うので、それをディフェンス面でも発揮していけたら。
開幕に向けて、もっとしっかり、一つひとつのプレーの精度を高めないといけない。ただし、全然勝負はできるのではないかとも感じた」
●天日謙作・大阪エヴェッサHC(2016年から2年間、西宮ストークスを指揮)
「彼らには、いいシーズンが送れる力があると思うので、ぜひ頑張ってほしい」
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