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  • 2019年9月17日(火) 15時30分 スポーツ

    好守などで勝利に貢献した神戸GK前川黛也「プレッシャー、緊張はすごくあった」

     毎週月曜日の午後6時からラジオ関西で放送している、サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』。16日放送回のウイークリーマッチレポートでは、2-1で勝利した明治安田生命J1リーグ戦第26節、松本山雅FC戦をプレイバック。そのなかで、この一戦での活躍が目立ったGK前川黛也の試合後コメントを届けた。

     今季、松本には第6節のアウェイ戦で、セットプレーから2失点して敗れていた神戸。その反省を、今節ではしっかり活かした。試合内容でも主導権を握ると、終了間際に失点したとはいえ、警戒していた松本のセットプレーではゴールを許さなかった。

     その守備面で奮闘が光ったのが、前川だ。腰の違和感でベンチ外となった飯倉にかわって、6試合ぶりに前川が先発のピッチに立った背番号1。試合後、番組パーソナリティーの宮川陽香がインタビューを受けた際には、「急にスタメンを言い渡されて、(この取材で)いま初めてリーグ戦で6試合ぶりということで、試合から結構離れていたなか、前回チームが負けていたこともあって、やっぱりプレッシャー、緊張はすごくありました」と、率直な思いを吐露。それでも、最高峰からチームの守備を引き締めれば、相手の決定機の場面でも冷静に対応。そのファインセーブでチームを救っていた。「自分自身の強みはシュートストップのところにあって、そこでチームに貢献できたというのは、すごくよかった点だと思います」。

     ただし、「個人的な目標で、今日の試合はクリーンシート(無失点)を狙っていたが、残り時間少ないところでの失点ということで、全然まだまだだなと感じました」と、試合終了間際の失点を大いに反省。そのうえで、今後に向けては、「また出番が来たときにいつでも準備できるようにしていきたいし、(すぐにやってくる)天皇杯はいろいろかかっている試合なので、そこでしっかり結果を出せるように個人的にもしっかり準備していきたい。チームのなかでいろいろサポートできることがあれば、しっかりやって、もっと貢献していきたい」と意気込みを述べていた。

     以前ならキム・スンギュ、今なら飯倉という偉大な存在がいるなかでも、2年目の昨シーズンに11試合、そして、今季も11試合の公式戦に出場するなど、近年のクリムゾンレッドGK陣のなかで飛躍著しい前川。その明るいキャラクターとあわせて、このチームにて輝きを増し続けるダイヤの役割は、今後も大きなものになってくるはずだ。

    【公式サイト】『GOGO!ヴィッセル神戸』