第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会は18日、ラウンド16（4回戦）の6試合が行われ、ヴィッセル神戸は川崎フロンターレに3-2で勝利。2大会ぶりにベスト8へ駒を進めた。

　神戸は38分の山口蛍のゴールで先手を奪うと、ハーフタイム直前に古橋亨梧が加点。前半を2-0で折り返すと、後半にも63分に小川慶治朗がチームにとって貴重な3点目を記録した。その後、川崎Fの猛反撃を浴び、2点を返された神戸だが、終盤は必死にディフェンス。なんとかしのぎきり、目標とする初タイトルに向けて前進した。また、この試合ではルーカス・ポドルスキが途中出場。ゴールこそならなかったものの、神戸にとって頼もしい10番がピッチに戻ってきた。

天皇杯第99回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
ヴィッセル神戸 3-2 (前半2-0, 後半1-2) 川崎フロンターレ
【得点】
ヴィッセル神戸：38分 山口蛍、45+3分 古橋亨梧、63分 小川慶治朗
川崎フロンターレ：70分 小林悠、85分 車屋紳太郎

ヴィッセル神戸
GK 18 飯倉大樹／DF 4 トーマス・フェルマーレン、25 大﨑玲央、44 ジョアン・オマリ／MF 5 山口蛍、6 セルジ・サンペール、13 小川慶治朗（80分 35 安井拓也）、22 西大伍、24 酒井高徳／FW 16 古橋亨梧（90分 17 ウエリントン）、21 田中順也（80分 10 ルーカス・ポドルスキ）

川崎フロンターレ
GK 1 チョン・ソンリョン／DF 5 谷口彰悟、7 車屋紳太郎、17 馬渡和彰、34 山村和也／MF 6 守田英正、8 阿部浩之、16 長谷川竜也（33分 11 小林悠）、22 下田北斗（HT 14 中村憲剛）、28 脇坂泰斗／FW 9 レアンドロ・ダミアン（76分 20 知念慶）