田名部真理のひょうご町あるき~お土産もあり!~
今回は稲美町。兵庫県の南西部に位置する人口3万1千人の町です。
稲美町、町あるきといえば。。「いなみ野万葉の森」!
昭和63年に開園、園内には地形に応じて万葉集に歌われた植物が植えられ、それぞれに植物名と万葉歌の標識が設置されています。5月以降、来園者や取材も増加!
稲美町生涯学習課 永田純子課長にお話を伺いました。
万葉の森来園者に「令和」の歌があるよ、と教えてもらい、改めて認識。
ラン科「らに」の前にある標識には・・
「時に初春の令月にして気淑(きよ)く 風和(かぜやわら)ぐ
梅は鏡前(きょうぜん)の粉を開き 蘭は珮後(ばいご)の香を薫らす 大伴池主」
(初春正月の良い月で風は穏やかである。梅は鏡の前のおしろいのように白く咲き、蘭は匂い袋のように香っている)
しかも「令和」の文字が並んで銘記されています。
今回、地元の皆さんの協力を得て新たに碑も設置。
かつての「いなみ」を摸した縮景式日本庭園は地元の方にも愛され、これを機に多くの方に来園いただきたい、と永田課長。
園内には茶室完備、貸館利用もできる「憩いの館」もあり、取材時には地元中学生がトライやるウィークの真っ最中!なんとお点前を披露いただきました。
園内は木陰も多く、これからの季節も快適ですよ
■いなみ野万葉の森
兵庫県加古郡稲美町国安1286−55
開園時間 7~9月 9:30~17:00/10~6月 9:30~16:00
休園日 月曜日、年末年始
お腹もすいてきたので、地元でも評判の古民家ダイニング「稲空」さんにお邪魔しました。
中庭もあり、ロケーション抜群!
オーナーの金岡さんは稲美町出身。
飲食業を経てリフォーム会社を運営しながらその両方のノウハウを「稲空」に落とし込み、人気店に。
この日は味噌と稲美町の季節野菜にこだわった「稲空ランチ」をいただきました。
稲空さんこの時期の一押しは「ふわふわかき氷」とレモンたっぷり!美肌効果も期待できる「レもつ鍋」。
稲美町散歩の際はぜひ
■古民家ダイニング「稲空」
兵庫県加古郡稲美町加古2753
電話 079ー497−0173(9:00~17:00/17:30~21:00)
定休日 年末年始
そんな稲美町で最近、新たな「お土産」が話題なのだとか。
うえだガーデンRoseの植田諒介さんにお話を伺いました。
植田さんはお花の販売職を経て、花苗の生産者に。
心を癒してくれる花をもっと身近な存在にしてもらいたいと、去年、町内4人の生産者が集まり、「FLOWER365」というグループを結成。
可愛い花のイラストを施したプラスチック製の「プリントポット」に入れることで
買ってそのまま飾流ことができる鉢植えが実現。
なるほど!これなら植え替えの面倒もなく、切り花より長く楽しめますね。
お客様の反応も上々とのことです。
1鉢300円~500円と値段もお手頃。JA兵庫南の直売所「にじいろふぁ~みん」などで販売されています。
バラの時期がちょうど過ぎ、7月ごろからはベゴニア、キキョウなどがお目見えですよ。
■FLOWER365
Facebookページ https://www.facebook.com/Flower.365.inami/
リスナープレゼント
いなみブランド米 「万葉の香(か)」5kgを3人の方に!
稲美土づくり組合が作った堆肥を使用、減農薬栽培の美味しいお米です!
令和元年で注目の稲美町。一度訪れれば、都市にも近く食べ物も美味しい、生活を豊かにしてくれる要素満点の稲美町が大好きになりますよ。
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