歴史と桜の名所を走りぬける 京阪石山坂本線〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
滋賀県の大津市内を走る京阪・石山坂本線。
起点となる「坂本比叡山口」は比叡山や日吉大社の門前町として栄えました。
ここから浜大津を経て石山寺までの14kmには
歴史スポットや桜の名所が数多く点在しています。
二つ目の駅「穴太」は難読駅名。これで「あのう」と読みます。
「近江神宮前」には天智天皇が祀られ、
かるたの聖地・時計発祥の地としても知られる近神宮の最寄駅です。
かつて<皇子山>と言う駅名だった「京阪大津京」ではJR湖西線と接続。
「大津市役所前」は皇子山陸上競技場や大津市歴史博物館にも近く、
市役所向かいの<とんかつ棹(たく)>はボリューム満点でキャベツのタワー盛りは圧巻。
「三井寺」には近江八景のひとつ<三井の晩鐘>と言われる大きな鐘があり、
近くの琵琶湖疎水沿いの桜の美しさも格別。
この疎水では京都・南禅寺までの観光船も運行されています。
中間地点の「浜大津」は京津線とも接続する沿線一のターミナル。
駅から伸びるデッキからは比良山系や琵琶湖の美しい景色を見ることができます。
JR琵琶湖線とも接続する「京阪膳所」。
駅前から続く<ときめき坂>は西武やパルコが撤退してからは少し静かな通りとなりました。
【写真 ときめき坂】
「膳所本町」にはかつての城下町の面影がしっかり残り、
県内一の進学校:膳所高校の最寄駅。
また琵琶湖に面した膳所城址公園は桜の名所として知られています。
JRとも接続し線内最大の利用客を誇る「京阪石山」を過ぎると、
街なかを縫うように走って「唐橋前」に。
ここには<瀬田の唐橋>や琵琶湖ブルーが美しい<唐橋焼窯元>、
近江牛の老舗<松喜屋>などがあります。
終点「石山寺」は紫式部ゆかりの格式あるお寺。
桜の名所でもあり、門前の叶匠壽庵の石餅、
蜆のしぐれめしや瀬田川クルーズなどもお楽しみ下さい。
駅間距離が短く 地元の人も使いやすい石山坂本線。
大津の歴史や観光エリアも網羅しており、桜の名所も多く魅力あふれるローカル路線です。
2021.3.4放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
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