JR赤穂線 ~沿線の春 桜と出会い、名残りの牡蛎に舌鼓~〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
兵庫県の相生から岡山までは在来線に2つのルートがあります。
山側を走るのが山陽本線、海側を通るのが赤穂線。
今回は春をたっぷり感じる赤穂線の相生から播州赤穂を経て、
備前焼のふるさと伊部までの34.5kmをご案内します。
新幹線と接続する造船とペーロンのまち「相生」から2つ目の駅が「坂越(さこし)」。
ここは北前船も寄港した歴史ある港町で、今もここには古い町並みがしっかり残ります。
特に300年以上前の酒蔵が残る<奥藤酒造郷土館>は一見の価値あり。
また築70年の古民家にある<坂利太(サリータ)>は
ナポリの菓子・アラゴスタの専門店で、独特のザクザク生地のブーケパフェが大人気です。
忠臣蔵のふるさと「播州赤穂」には赤穂城址や大石邸長屋門・大石神社など、
赤穂義士の面影をしのぶスポットが数多くあります。
また春は小豆島や家島諸島を臨む赤穂御崎の桜1700本が満開となります。
全国にナポリピッツァを広めた<SAKURAGUMI>では、
赤穂の食材とのマリアージュをお楽しみ下さい。
食後は海が見下ろせる おしゃれな<きらきら坂>の散策や、日帰り露天風呂からの夕陽も最高の贅沢です。
岡山県に入って「日生」では漁協の魚市場で、
名物「カキオコ」や、カキフライソフトなど今月いっぱいの名残の牡蠣を堪能ください。
そのあとは「みなとの見える丘公園」まで上がれば、
日生港・日生大橋・日生諸島から小豆島までが一望できる絶景に出会うことができます。
「伊部(いんべ)」は日本六古窯の中でも最も古い歴史をもつ備前焼のふるさと。
釉薬を使わずに窯で焼くため土の色がしっかり残るのが特徴で、
備前焼ミュージアムや窯元がずらりと並ぶ路地は焼き物ファンにはたまらないエリアです。
このあと赤穂線は瀬戸内のエーゲ海・牛窓の玄関口「邑久(おく)」や、
裸まつりで有名な「西大寺」を経て岡山までを走り抜けます。
沿線に見どころがいっぱいの赤穂線。
この春、満開の桜と名残の牡蛎を求めてぜひ一度ご乗車ください。
2021.3.18放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より
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