元宝塚歌劇団の花組トップ娘役であり、卒団後は数々のラジオ、テレビ、映画、舞台、CM、歌手活動など幅広いシーンで活躍する純名里沙が、30日のラジオ関西『時間です!林編集長』にゲスト出演。「癒しの街」という神戸の印象や、いま最も精力的に取り組む音楽活動への思い、8月10日(土)にビルボードライブ大阪で行われるアコースティックライブ『純名里沙 Live in OSAKA 2019〜 Pleasant Summer 〜』への意気込みを語った。
ラジオ関西『時間です!林編集長』にゲスト出演した純名里沙(写真中央)(写真:ラジオ関西)
「タカラジェンヌはキラキラのアクセサリーは自分で用意しなければいけなかったこともあって、神戸には靴とアクセサリーをよく買いに来ていましたし、異人館もあり、かわいい喫茶店もあり、スイーツなどを目当てに来ていて、(宝塚歌劇団在籍当時から)神戸は本当に大好き」という純名。そのなかで、「今の音楽活動にも通じるが、東日本大震災の直後には、命とは何か、生きている理由などをいっぱい考えこみ、人生で初めて前に進めなくなったときがあったんです。そのあと(半年だけですが)住んでいたことがあるくらい、神戸は大好きな街。今でもふらりと訪れてしまいます。私にとっては癒しの場所です」と、港町には特別な思い入れを持つ。
そして、神戸の印象と同じく、音楽活動は純名にとって心の支えになり、今に通じるものだという。「ちょうど自分が悩んでいるときに発生した東日本大震災で、これまでの価値観が逆転した(くらいショックだった)。どうやって生きていこうと思ったとき、前に進めなくなり、1年間くらい仕事もストップしたほど。いろいろやっていくなかで、そこでずっと癒されてきたのが、音楽でした。これまでコンスタントに音楽活動を続けてこれなかったのですが、『今こそ音楽に向き合おう!』と思い立ち、そのとき聴いていたのが、笹子重治さんをはじめとする(弦楽ユニットの)ショーロクラブ(CHORO CLUB)。一緒に歌いたいと思って、笹子さんのライブに足を運び、直談判した」。その強い思いが実り、現在に至る。
8月10日(土)にビルボードライブ大阪で行われるアコースティックライブ『純名里沙 Live in OSAKA 2019〜 Pleasant Summer 〜』への意気込みを語った純名里沙(写真:ラジオ関西)
このたび、8月10日にビルボードライブ大阪で行う2ステージのライブについては、「ミュージカルが最初でこの世界に入り、ミュージカル音楽が好きで、ミュージカルにはすべての要素があるので、ジャズも、スタンダードも、昨年リリースさせていただいたアルバム(『う・た・が・た・り』)にも収録されているような日本の歌謡曲も含め、ライブではノンジャンルで取り組ませてもらっています。ミュージシャン3人の素敵なアコースティック演奏とともに、さざなみに揺られているようななかで、自分を表現させていただければ」と思いを込める。今回は、ともに活動して8年目となる笹子の許しも得て、「初めてサンバのリズムの曲にもチャレンジする」と、純名の新たな魅力にも触れることができそうだ。
「(純名のアコースティックライブの)世界観に包まれていただきたい。楽しいライブにしたいので、ぜひ来ていただければうれしいです! 目標としては、オーケストラがいるような3000人の お客さんの前でも、(小さな会場の)30人の前でも、どん
ラジオ関西『時間です!林編集長』にゲスト出演した純名里沙(写真:ラジオ関西)
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