京阪電車の新しい出会いと別れ〈はーさんの行ってきました!〉
〈はーさんの行ってきました!〉
2017年から運行を始めた京阪特急のプレミアムカー。
8000系特急車両の6号車に導入され、
運賃プラス500円で快適な空間が得られると人気になりました。
ただ車両保有数の関係で1時間6本の内4本がプレミアムカー付きだったのですが、
今月31日から新たに3000系も加わり、
これで昼間時間帯は10分おきの特急のすべてでプレミアムカーが走ることになります。
2008年の中之島線開通とともに誕生した3000系。
紺と白という新しい京阪カラーに身をつつみ、
扉や窓下にゴールドをあしらってゴージャス感もたっぷり。
シートは1-2配列で、座席は新幹線グリーン車並み、
リクライニング、無料Wifiにイオン空気浄化装置も完備されています。
トイレがないのは残念ですが、おそい京阪を逆手にと
車窓・読書・仮眠・パソコンなどのんびり楽しみたい方にはぴったりです。
一方 今月29日で見納めとなるのが5000系5扉車両。
1970年に朝夕のラッシュ緩和のために登場した画期的な車両です。
この車両 すいてる昼間は通常の3扉、
しかし混雑時には一部の座席が天井近くまで跳ね上がって5扉になるという優れもの。
しかし時代の流れに逆らえず、ホームドアの設置のため残念ながら5扉は使えなくなるのです。
あす29日が5扉の見納めとなり、以降は3扉だけで運行が続けられます。
2020.1.28放送分 羽川英樹ハッスル!「行ってきました!」より