21日のラジオ関西『時間です!林編集長』に三上康雄監督(写真左から2人目)がゲスト出演した。(写真:ラジオ関西)
史実に基づき「本物の武蔵」を、オールロケ、リアルな殺陣、12人の豪華俳優陣で描く本格正統時代劇映画「武蔵-むさし-」。5月25日(土)より全国公開されるのを前に、21日のラジオ関西『時間です!林編集長』(毎週月曜〜木曜15:00−17:50)に、兵庫県芦屋市在住の三上康雄監督がゲストとして生出演。さらに、この映画に出演した俳優の目黒祐樹が電話出演し、この映画や、目黒の演じた沢村大学についてのエピソードなどを語った。
「史実として、この人(武蔵)をもっと解明したい」という三上監督の強い思いで生まれた、この時代劇映画「武蔵-むさし-」。「なぜ武蔵が吉岡一門に挑むか、小次郎に挑むかは、映画をぜひ見て欲しい」と三上監督はメッセージを伝えたが、そのストーリーのなかで重要な役割を担うのが、細川家の重臣、沢村大学だ。
沢村大学と長岡興長 Ⓒ 2019 三上康雄事務所
「今まで武蔵を取り上げた物語のなかで、なぜこの人が表に出てこなかったのかが不思議なこと。三上監督がこの人物を発掘なさった。語り部、ストーリーテラーのように物語を進めていき、武蔵と小次郎の巌流島の戦いというのもマッチメイクを担当した人物。武蔵のところに行き、小次郎のところも訪ね、ふたりに『こういう者と試合をしないか』と交渉して、この決闘を実現させたといわれている」と沢村大学を演じきった目黒がいえば、三上監督は沢村大学について「まつりごとに長けた人ではない。(元々は)武人なので、武蔵の気持ちも、小次郎の気持ちもわかる人。だから、目黒さんのキャラにぴったりで、目黒さんのように正直な人」とコメント。これには目黒も照れ笑い。
番組出演の最後には、「歴史好き、武道好き、(出演する)俳優陣の名前を聞いてわくわくする方にはぜひ見て欲しい」(三上監督)、「この作品は、三上監督の時代劇というものに対する強烈な情熱と愛情に吸い寄せられるようにして、我々、スタッフとキャストが集結して参加させていただいているので、すべての時代劇ファン、すべての日本人に見ていただきたいと思っています」(目黒)と呼びかけたふたり。コメントだけでも熱い想いがひしひしと伝わってきた。
21日のラジオ関西『時間です!林編集長』に三上康雄監督(写真右から2人目)がゲスト出演した。(写真:ラジオ関西)
5月25日から全国公開される映画「武蔵-むさし-」だが、翌26日(日) には三上監督の舞台挨拶がOSシネマズミント神戸(9:30~の回終了後)で行われるだけでなく、アースシネマズ姫路(14:00~の回)では『武蔵-むさし-』の音楽部分を津軽三味線で生演奏する、シンクロライブも開催される。
Ⓒ 2019 三上康雄事務所
映画「武蔵-むさし-」
【脚本・監督・編集】三上 康雄
【主な出演者】
細田 善彦(新免武蔵)、松平 健(佐々木小次郎)
目黒 祐樹(細川家・沢村大学)、水野 真紀(小次郎の妻・ユキ)
若林 豪(禅僧・太木慧道)、中原 丈雄(所司代・板倉勝重)
清水 綋治(吉岡七左衛門)、原田 龍二(吉岡清十郎)
遠藤 久美子(武蔵の姉・吟)、武智 健二(吉岡伝七郎)
半田 健人(細川家・長岡興長)、木之元 亮(吉岡家・大島直治)
【公式サイト】
https://www.musashi-movie.jp
【公式サイト】時間です!林編集長
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