「セーフティ作戦」の出発式の様子(写真:ラジオ関西)
交通量が増える大型連休をひかえ、明石、加古川、高砂の各警察署がこのほど、加古川市内で「セーフティ作戦」の出発式を行いました。
兵庫では特に、東播磨の3つの市と2つの町で交通事故が多発し、今年の1月から先月までに822件の交通事故があり、969人がケガをし、3人が死亡しました。
AKTは、アルファベットで明石、加古川、高砂のそれぞれの警察署の頭文字を取ったもので、交通事故の警戒のため、おととしから連携して積極的に活動を続けています。
加古川警察署の交通第一課長に聞きました。
「現在の交通事故の発生状況ですが、(兵庫)県下ではすでに35名の尊い命がなくなった状況です。過去に例を見ない大型連休、ゴールデンウィークには、大きな交通流入の変化が見込まれています。これにともない、交通事故の多発が懸念されています。信号のある交差点を含めまして、歩行者の方が犠牲になる悲惨な事故が起こっています。この際、見ていただきたい信号、標識を含めまして、『止まる、見る、待つ』をぜひとも実践していただいて、楽しいゴールデンウィークにしていただきたいなと思います」
春の全国交通安全運動は連休明けの5月11日から20日までの10日間です。
「セーフティ作戦」の出発式の様子(写真:ラジオ関西)
ラジオ関西ニュース 2019年4月26日(金)
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