兵庫県の北部にある香美町(美方郡)。実は兵庫県民の39.8パーセントの人が「香美町を知らない」というデータが出ており、この認知度の低さに危機感を抱いたなか、今、香美町が観光客の誘致に力を入れている。19日のラジオ関西『時間です!古田編集長』(金曜15:00-17:43)の「わがまちひょうご」のコーナーでは、香美町役場神戸営業所の木原弘一郎さんをゲストに招き、この香美町の魅力にスポットを当てた。
番組放送当日に香住漁港で水揚げされた新鮮なお造りが登場! 魅力的な香美町の海の幸(写真:ラジオ関西)
香美町は、2005(平成17)年に城崎郡香住町、美方郡美方町・村岡町の合併により誕生。ただし、香住や美方、村岡といった名前になじみが深いこともあり、「関西エリアだと、57パーセントの方が香美町を知らない」(木原さん)という。ただし、「但馬牛の産地であり、カニ、のどぐろやホタルイカをはじめ、日本海の海の幸も豊富。お米や梨なども含め、全国屈指の食材が揃っています。そして、山あり、海あり、自然豊かで、美しい景色もあります」と、木原さんも胸を張るように、特産物にも恵まれているだけでなく、魅力的な観光資源が香美町には揃っている。番組のなかでは、当日香住漁港で水揚げされた、白イカ、マアジ、こむぎ(ウスメバル)などの新鮮な魚のお造りが木原さんより届けられ、出演者が舌鼓を打ちつつ、香美町の海の幸を体感していた。
『時間です!古田編集長』の出演者陣も香美町の海の幸に舌鼓を打っていた(写真:ラジオ関西)
「今回のようにラジオ、テレビ、新聞など各マスコミさんの協力をいただきながら、香美町の魅力を情報発信していきたい」と、木原さん。「香美町のお魚を広める『香美町とと活隊』など、若い方たちが『なんとかしよう!』と、街の魅力を伝えるべく精力的な活動を行っているので、そういった地元を盛り上げようという団体、地元の皆さんとも協力しながらアピールしていきたい」と、地域とも密接に連携を図りながら、香美町の観光をこれからも県内外に広めていく。
なお、現在、香美町では、夏の風物詩「香住の活イカ」プランを町内28のお宿、お食事処で開催中。期間は8月31日まで。詳しくは、香美町のホームページ(http://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1496105205877/index.html)を参照のこと。