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  • 2019年6月26日(水) 17時00分 エンタメ

    新体制で2試合フル出場中の神戸FW小川慶治朗 本来の輝きを見せつつある生え抜きの13番がフィンク・ヴィッセル浮上の鍵を握る


    フィンク体制で本来の輝きを取り戻しつつある小川慶治朗。次節こそ、今季初得点に期待がかかる(写真:ラジオ関西)

     ヴィッセル神戸は、23日に行われた明治安田生命J1リーグ戦第16節で大分トリニータと対戦。トルステン・フィンク監督が指揮を執り始めて2試合目、試合に向けてしっかり準備できる試合としては初で、かつ、新指揮官のホーム初見参となった一戦だったが、結果は2-2のドロー。フィンク監督も試合後の会見で開口一番、「残念」と述べていたように、終盤までリードしていただけに、この勝点1は、決して満足できるものではないだろう。ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』(月曜18:00-18:30)24日の放送回ではウイークリーマッチレポートで大分戦をピックアップした。

     試合のポイントを振り返ると、前節のFC東京戦で今季初ゴールを決め、チームを勝利に導いたアンドレス・イニエスタは、第4子誕生のためスペインに一時帰国したこともあり、今節は欠場。ボランチには出場停止明けのセルジ・サンペールが入り、同じく前節の出場停止から復帰したダンクレーが宮大樹とセンターバックでコンビを組んだ。大分がGKを含めて後ろからボールをつなぐスタイルを標ぼうしていたこともあり、この試合では、開始から連動した激しいプレスを展開した神戸。それが功を奏して相手のミスを誘い、ダビド・ビジャ、ウエリントンのゴールで前半に2得点。ただし、守備では先制直後にミスが重なって失点すれば、終盤にはクリムゾンレッド育ちの大分MF小林成豪に恩返し弾を食らってしまい、第13節湘南ベルマーレ戦に続くホーム連勝とはならなかった。

     それでも、この2試合ではフィンク監督のもとで戦い方が整理されつつある神戸。特に注目したいのは、左サイドで効果的なプレーを見せ続け、『GOGO!ヴィッセル神戸』番組内でも大分戦直後のコメントを届けた、小川慶治朗だ。昨シーズン途中から湘南に期限付き移籍。外での経験を積みチームに復帰した今季だったが、開幕から控えに甘んじ、先発出場した試合でも途中交代を強いられるなど、チーム同様、苦しい戦いを強いられていた。それが、この2試合は先発フル出場で、ともに11km以上を走り、スプリントも36回(FC東京戦)、34回(大分戦)と持ち前の推進力をコンスタントに発揮。攻守に献身的なプレーを披露するなど、ヴィッセルサポーターに絶大な人気を誇る慶治朗本来の姿が、ようやくここに来て見られるようになった。

     大分戦でも、ビジャの先制点のシーンでは、そのきっかけとなるプレスを実行。「相手が後ろでつなぐというのがあったので、前から行って、センターバックの右のところ、あそこを『はめる』のが僕の役割だったので、かわされてもいいという気持ちでいったら、うまく足にボールが当たって、中にいい感じでいってくれた。それがゴールにつながって、狙い通りの得点になりました」(小川)

     さらに、フィンク・ヴィッセルでキーポイントの1つになっているのが、小川と初瀬亮が担う左サイド。この2人のハードワークが不可欠なものとなっている。「もう少し初瀬と崩せる部分があるのかなと、この試合でも感じたので。そこがうまく出せるときもありますが、まだ出せないときもあった。でも、(2人のコンビとして)やり始めて間もないし、そのなかで2人で声を出しながらやれているので、いい方向に向くというか、いいコンビが作れると思います」

     ただ、やはりチーム、サポーターが期待するのは、小川のゴール。J1リーグ戦では2017年シーズンのJ1第29節浦和レッズ戦で記録したのが最後。クリムゾンレッドのエースナンバーである13番を背負う男は、今、得点に飢えている。「期待されているのはわかりますし、僕自身も自分のゴールがすごくほしい。期待に応えたいというところで、もどかしい思いですが、やはり練習しないと入らないもの。焦らず、毎日の練習でゴールのイメージを作って、次節まで期間は短いが、しっかり準備してゴールを決めたい」

     しかも、大分戦では、中学時代から一緒にプレーしていた小林成豪のゴールをピッチ上で見せつけられたうえ、ユニフォーム交換のとき、「まだケイジロウくん(今季の得点は)ゼロでしょ。あかんやん、なんで試合に出てるの!」と、強気な後輩から発破をかけられた。クリムゾンレッド生え抜きのリードオフマンが、ここで燃えないわけにはいかないだろう。次節、名古屋グランパス戦は、出場すれば、J1・J2通算200試合目となる節目の試合。サポーターからもヒーロー候補のひとりとして大きな期待をかけられている小川が、大観衆集うノエビアスタジアム神戸のピッチを存分に駆け回り、得点を決めて雄叫びをあげる姿を、誰もが待ち望んでいる。

    【公式サイト】『GOGO!ヴィッセル神戸』

  • 2019年6月26日(水) 13時00分 エンタメ

    映画『ある町の高い煙突』で主演の井手麻渡「この人のことを思いやりたいと、この映画を見て思っていただければ」

    『八甲田山』や『剣岳 点の記』の原作で知られる文豪、新田次郎が実話をもとに描いた小説を映画化した、『ある町の高い煙突』。その作品で主演を務めた井手麻渡(いで・あさと)が、24日、ラジオ関西『時間です!林編集長』にゲストとして登場し、初主演となった映画の製作エピソードなどを語った。


    映画『ある町の高い煙突』で主演を担った井手麻渡(写真:ラジオ関西)

     物語のテーマは、「100年前、明治の終わりに、命をかけて環境破壊と闘い、愛と誇りを守った人たちがいた――」(『ある町の高い煙突』公式ホームページより)。井手演じる主人公の関根三郎は、若くして煙害対策の責任者となり、企業側と交渉にあたるという役。相反する立場だった企業側の代表、加屋淳平(渡辺大)とともに、煙害対策として高い煙突の建立という打開策を見出していく。みんなの意見をまとめて、粘り強くつとめて冷静にふるまうという役どころについて、「本当はきっと三郎も自分の村が公害問題によって荒廃していくことによって、憤っていたり、そういった気持ちはきっと強かったと思いますが、それをどう抑えて、冷静にみんなの話をまとめていくかというのは、お芝居をしていてもカロリーを使うシーンだったなと記憶しています」と井手。役を通しても、三郎の担う役割の大変さを実感していたようだ。

    「(現代でも)お互い譲れないものって必ずあると思うのですが、譲らないでいると、必ずけんかになってしまう。今回(映画で)は企業と住民と、それに公害問題が絡んできて、とても規模が大きな話になってしまっているのですが、実はそれは職場であったり、家庭であったり、本当に小さな、人が集まるところには必ずあるところだと思うので。これを見て、一緒に見た方と、この人のことをちょっと思いやりたいと思っていただける映画になっていればいいなと思います」と井手も述べるように、映画には現代に通じるものも多く込められている。

     仲代達矢率いる演劇集団「無名塾」に、2009年に入塾し、舞台を中心に活躍している井手。「(映画では)これだけのセリフがある、名前のある役は、ほとんど初めてなので。本当に、わからないことだらけで、渡辺大さんや伊嵜充則さんだったり、数々のベテランの先輩たちが助けてくださり、なんとか撮影を終えることができました。本当に(作品にかかわった)皆さんとお会いできて、学べることばかりでした」と、『ある町の高い煙突』主演に際しては、師匠ともいえる存在の仲代をはじめ、吉川晃司、大和田伸也、渡辺裕之、六平直政、小林綾子など、数多くの個性派俳優の存在が大きな力になったようだ。

     ちなみに、「私の両親が神戸の出身で、神戸の高校の演劇部の先輩と後輩(という間柄)。そのご縁もあって、23日に神戸ハーバーランドの映画館(OSシネマズ神戸ハーバーランド)で舞台挨拶を行い、今回、神戸でラジオに出させてもらえて大変光栄に思います」と、神戸への縁を語った井手。主演作となる映画『ある町の高い煙突』はOSシネマズ神戸ハーバーランド、イオンシネマ加古川、あべのアポロシネマなど全国で上映中だ。


    両親が神戸出身ということもあり、神戸でのラジオ出演に感慨深い思いを述べていた、映画『ある町の高い煙突』主演の井手麻渡(写真左)(写真:ラジオ関西)


    【公式サイト】時間です!林編集長

  • 2019年6月25日(火) 22時12分 エンタメ

    聴覚に障害を持つ選手たちが挑む「デフフットサル」 今年開催のワールドカップでの世界一を目指して、7月に大阪で合宿を実施

     聴覚に障害を持つ選手たちによるフットサル、「デフフットサル」。デフ(deaf)とは英語で「耳が聞こえない」という意味を持つ。今年は4年に1度の、デフフットサルワールドカップが開催される年にあたり、『デフフットサルワールドカップ2019』が、11月9日から11月16日まで、スイスのヴィンタートゥールで開催される。6月24日のラジオ関西『時間です!林編集長』(毎週月曜~木曜15:00-17:50)には、デフフットサル日本代表の川元剛監督と、同代表の応援隊長であり、デフフットサルの普及活動に取り組むDJハッシーさんが、4年ぶりにゲスト出演。デフフットサルを熱くPRした。


    デフフットサル日本代表の川元剛監督(写真右)と、同代表の応援隊長であり、デフフットサルの普及活動に取り組むDJハッシーさん(写真左)が、4年ぶりにゲスト出演。デフフットサルを熱くPRした。(写真:ラジオ関西)

     番組では改めて「デフフットサル」について川元監督より説明。「耳の障害のレベルにはそれぞれ差があることもあり、競技中は補聴器を全員外す。基本的にはまったくの無音で選手たちはプレーすることになる。私たちが聞こえる大きな音でも、彼らにとっては振動のみ。視覚からの情報しかないので、審判のフラッグで(ジャッジを)見る。試合中は一切指示などが聞こえないので、予測の立たない中で、起きた現象に対して反応することになる。そのため、試合では反射神経が問われてくる」。それでも、日本代表など、鍛え上げられたチームは、やっていくうちに、監督が話したいタイミングで、その選手がベンチを見てくれるようになるという。「まさに以心伝心。特に準決勝や決勝などハイレベルになると、そういう感動がある」。

     そのデフフットサルを応援隊長として盛り立てるDJハッシーさん。「デフの方がわかる拍手の手話などありますが、試合のときは全身全霊で声を出して、床を踏み鳴らす。(一緒に応援する)女子代表の選手たちなどは、声にならない声をかき鳴らして応援している」という。それが、川元監督曰く、「まさに魂の叫び。(デフの方に)声では伝えることはできないが、(そういった応援は)伝わる。そこが本当に一番感動するところ」


    手のひらをくるくる回す(画像にある)手話が、拍手の意味(写真:ラジオ関西)

     前回は4年前にタイで開催されたワールドカップの前に出演した川元監督とDJハッシーさん。そのときのデフフットサル日本代表(男子)は7位という成績だった。当時の大会でも、イランが優勝、タイが準優勝を飾るなど、アジアの2強が世界を制す実力を持つが、今年の2月に開催されたワールドカップ予選、「アジア太平洋ろう者フットサル選手権」では、タイに、完全アウェイの環境のなかで3-2と勝利。日本が強豪の一角を見事に切り崩しただけに、ワールドカップ本大会でのさらなる奮闘にも期待がかかる。

     そして、今回、男女代表チーム(選手、スタッフ)がワールドカップに参加するために最低限必要な2000万円を設定金額として、クラウドファンディングにも挑戦中(https://camp-fire.jp/projects/view/152388)。「設定金額はばかげた数字かもしれないが、これが渡航費など、かかる費用の現実。(普段は自腹で参加するなどの)現状を知ってもらいたいし、障がい者スポーツには日本ではそういった何らかの壁がある。それを取っ払うためにも、我々が先陣を切って(世間に)訴えかけたい。いま、選手たちが勇気を振りしぼってやってくれている」(川元監督)

     ワールドカップへの準備を進めるなか、デフフットサル男子日本代表候補合宿が、大阪市住之江区のMAG`S FUTSAL(マグフットサル)で7月13日から15日まで開催される。関西で世界レベルを体感できる貴重な機会になるだろう。15日のトレーニングマッチではDJハッシーさんが選手紹介など、わかりやすい実況でデフフットサルを熱く紹介する。

    「最初は『ろう者』という言葉を口にしていいのかと、勝手に自分で壁を作っていた。でも、全然関係ないし、そんなんじゃない。手話がたとえ使えなくても、そのときいた選手がボールを蹴ってくれて、本当のパス交換ができて、それで僕は一気に壁がなくなった。逆に彼らとコミュニケーションをとりたいと思って少しずつ学んだ。人生が豊富になったのは、デフフットサルとの出会いから」というのは、約8年前からデフフットサルをサポートしているDJハッシーさん。「障がい者スポーツの枠を超えたところにチャレンジしている。シンプルにスポーツとして感じるものがあると思う」と、魅力を語る。「実際に聞こえないことを感じさせないような、スポーツとして感じてもらえるところを見てもらいたい。彼ら選手は命をかけてやっている。アジア予選を経て、選手たちの意識もさらに上がってきている。男女ともに世界一を狙いたい。本当に伝わるもの、響くものが、このチームにはある」と川元監督。世界の頂点を目指すデフフットサル日本代表から、今後も目が離せない。


    デフフットサル応援隊長のDJハッシーさん(写真左)が着用しているシャツはデフフットサル日本代表をサポートするもの。デフフットサル日本代表はクラウドファンディングも7月31日まで実施している(写真:ラジオ関西)

    【公式サイト】一般社団法人日本ろう者サッカー協会(http://jdfa.jp/

    【公式サイト】時間です!林編集長

  • 2019年6月25日(火) 16時30分 防災

    6・18大阪北部地震発生から1年 大きな衝撃と教訓を与えた“危険なブロック塀”の現状と対策

     6月18日に大阪北部地震の発生から1年を迎えた。この地震によって、大阪府高槻市では、ブロック塀が倒れ、登校中の小学4年生の女子児童が亡くなるという、痛ましい事故が発生。この事故は、私たちに大きな衝撃と教訓を与え、地域にある“危険なブロック塀”について、深く考え、見直す契機となった。個人の住宅や私有地における整備はなかなか進んでいない現状にある。

     兵庫県では、危険なブロック塀を撤去する際、工事にかかる費用を補助してもらえる制度がある。ラジオ関西『時間です!林編集長』(月曜~木曜15:00-17:50)、18日放送の「わがまちひょうご」では、兵庫県建築指導課防災耐震班主査の山本聡志さんに話を聞いた。

    ――危険なブロック塀の撤去に関する補助制度について、どういった経緯で始まったのか。

    「昨年の6月18日に起こった大阪府北部地震による被害を踏まえて。兵庫県では、昨年の9月に補正予算を組み、10月5日から運用を開始。市や町が補助を行う場合に、県と国がセットとなって補助する仕組みとなっている」

    ――どんなブロック塀が危険か。

    「現在の建築基準法の基準では、高さが2.2m以上のものや、厚さ・奥行きが一定の幅に満たないもの、控え壁(塀に対して垂直に飛び出した、支えとなる壁のこと)が設置されていないものなどが危険となってくる(https://www.mlit.go.jp/common/001251691.pdf)。また、設置時期によっては、当時の建築基準法に則っていたものの、より安全な最新の建築基準法の基準に合っていないものがある(既存不適格)。劣化などで、一定の傾きやひび割れが生じているものも当然危険なものとなってくる」

    ――補助の対象となるブロック塀は。

    「ブロック塀の中でも補強コンクリートブロック塀は、ホームセンターなどに売っているコンクリートブロックを積み上げ、鉄筋やコンクリートで補強したものをいう。補強していないブロック塀や石などを積み上げる、組積造(そせきぞう)により造られたものも、補助の対象としている。そのほか、対象とならないものは、鉄筋コンクリートの塀や、木造の塀などがある」

    ――どのような仕組みで、補助が受けられるか。

    「県の補助制度は、市や町が補助制度を作っている場合に、市町・県・国が三位一体になって補助する仕組み。市や町、県が直接、危険なブロック塀を自ら撤去するものではなく、ブロック塀の所有者が撤去を希望し、工事を実施する場合に補助を行うもの。かかった費用の3分の2を補助し、住民の自己負担は3分の1となる。人通りのある道や公園に面している必要があるなどの要件があり、上限額も最大20万円を想定している。補助の対象とするかの詳細は市や町ごとに決められているので、担当窓口で確認をしてほしい」

    ――かかる費用の目安は。

    「おおよそにはなるが、ブロック塀の撤去には1平方メートルあたり1万円前後の撤去費用がかかるものと考える。高さが2メートルの塀であれば、幅1メートルあたり約2万円程度ということになる(工事車両が入れない場合等は、この限りではない)」

    ――制度の現状はどうか。

    「昨年度の予算が1億円、実績は2千万円程度だった。想定していたよりは少ない実績となっている。昨年度は工事が集中し、解体の工事業者が捕まらないという声もあり、今年度まで補助制度を延長した経緯がある。補助制度がある今年度中に、早期の撤去をお願いしたい」

    ――どこに相談すればよいか。

    「補助制度については、お住まいの市や町の担当課へ相談を。ブロック塀が危険かどうかの相談をしたいというような場合は、特定行政庁(建築主事を置く市。兵庫県内では、神戸、尼崎、西宮、姫路、明石、加古川、伊丹、川西、宝塚、三田、芦屋、高砂の12市)の担当課か、県民局・県民センターのまちづくり建築課へ問い合わせてほしい」

    (聞き手:ラジオ関西・春名優輝アナウンサー)

     あなたの所有する危険なブロック塀は、あなたの責任で撤去をする必要がある。今一度、自分の家は大丈夫か、周りの人の家は大丈夫か、確認を。地震が起きて、万が一崩れたときに、被害にあうのは、あなたやあなたの家族だけでなく、地域の人かもしれない。

    【公式サイト】時間です!林編集長

  • 2019年6月25日(火) 15時30分 スポーツ

    応援大使に就任した磯佳奈江 小学生時代のチームメイト・京川舞との縁がINAC神戸に導く

     毎週月曜日にラジオ関西で放送中、サッカー・なでしこリーグ1部のINAC神戸レオネッサ応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(18:30-18:50)。24日のゲストには、INAC神戸応援大使に就任したNMB48の磯佳奈江が登場し、INAC神戸との関わりなどを語った。また、これまで3か月間、番組の進行役を務めていた現役女子大生アスリートの寸田桜が、今回で番組を卒業。7月から新たに番組パーソナリティーを務める磯とバトンタッチした。


    INAC神戸FW京川舞とは小学生時代にともに「がむしゃらにボールを追いかけた」サッカー仲間。23日のINAC神戸ホームゲームで選手紹介を行い、京川の名前をアナウンスしたときは、感極まったという磯佳奈江(写真:ラジオ関西)

    「NMBの磯ちゃんこと、磯佳奈江です!」と明るく元気な声で登場した磯。「声のトーンがいいね!」と、7月からも引き続きパーソナリティーとして磯とともに番組を進める元Jリーガーの近藤岳登もご満悦のなかで、ゲストコーナーはスタート。近藤からINAC神戸との関わりについて尋ねられた磯は、「私は小学校3年生から7年間、サッカーをやっていまして、小学生時代にINAC神戸の京川舞は同じチームで一緒に戦った仲間。あのときはがむしゃらにボールを追っかけていたけど、今はピッチ上で(選手と応援大使という)違う形で会えるというのが、本当に感慨深い。京川舞を通して、仲田歩夢選手だったり武仲麗依選手とも仲良くなったのもあるので、INACと深くなった」と、サッカーでつながった縁が、レオネッサに導いたという。

     また、サッカーセンスも抜群の磯と、実際に一度、イベントで一緒にフットサルをしたという近藤は、「本当に上手! アイドルがフットサルをキャーキャーいいながらするのかと思ったら、がっつりやってた。汗かけるアイドルはすごい!」と、絶賛していた。

     放送前日の23日には、INAC神戸ホームゲームで、応援大使就任セレモニーだけでなく、INAC神戸のメンバー紹介も行った、磯。「すごい緊張しました。そして、舞の名前を呼んだときには感極まりましたし、ピッチに立っている姿はプロだなと思いました」と、サッカー選手として活躍している京川を讃えていた。


    7月から『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーを務めるNMB48の磯佳奈江(写真中央)、ともにパーソナリティーを務める近藤岳登(写真右)と、今回までの3か月間、近藤とともに番組を担った寸田桜(写真左)(写真:ラジオ関西)

     その京川について「ヒロインインタビューなど、淡々と話す感じなので、俺じゃうまく(話を)引き出せなかった。磯ちゃんには、同じ女性として引き出してほしい」と近藤がリクエストすると、「ぜひ!(番組で)共演したいですね!」と乗り気だった磯。ピッチだけでなく、2人が番組で揃うシーンも今後の楽しみの1つになりそうだ。ちなみに、近藤とも、早速乗りのいいトークを展開していた磯。7月からの新生『カンピオーネ!レオネッサ!!』でも、元気いっぱいにINAC神戸レオネッサを盛り上げる。

    ●寸田桜(現役女子大生アスリート、4月から3か月間、番組を担当)
    「なかなかこんなラジオに出させてもらえる経験なんてないこと。正直、何もわからない状態で番組に来たのですが、(近藤)岳登さんが面白く、おいしくしてくれたので、感謝感謝です! 本当にいたらない部分はたくさんあったと思いますが、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました! これからもINAC神戸、この番組、そして、(近藤)岳登さんの『R-1』を応援します!」(※『R-1』は来年や!」と、近藤から突っ込まれる、笑)

    【公式サイト】『カンピオーネ!レオネッサ!!』