CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2019年6月18日(火) 17時30分 社会・カルチャー

    「令和」の典拠となった万葉集で注目を集める 稲美町の「いなみ野万葉の森」

     ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』(火曜10:00-13:00)でお送りしているコーナー「田名部真理のひょうご町あるき」。18日の放送では、兵庫県稲美町を特集し、そのなかで注目の場所として、新元号「令和」と、その出典とされる万葉集で最近脚光を浴びている「いなみ野万葉の森」が紹介された。


    いなみ野万葉の森(写真:ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』)

     古来より万葉集に詠まれたいなみ野に位置する稲美町。当時のいなみ野と瀬戸内海を形づくった日本庭園になっている「いなみ野万葉の森」は、昭和63年に開園し、園内には地形に応じて万葉集に歌われた植物が植えられ、それぞれに植物名と万葉歌の標識が設置されている。「4月に入ってゴールデンウイークにかけては休みなしで働きました」と、新元号の発表を機に「いなみ野万葉の森」にスポットライトが当たったことで多忙な日々を送っているのは、稲美町生涯学習課の永田純子課長。来園者や取材も増加しているという。

     特に来園者の目にとまっているのが、「令和」ゆかりの場所。「陶板で歌碑が50ほどあるのですが、その1つの歌碑に、『令和』という、今回の序文の切り取りを(植物の)シュンラン(らに)のところに添えているものがあります。(歌碑上で)令と和が横に並んだ状態で、奇跡というべきか、並ぶのはたまたまだったと思うのですが、見つけたときにはびっくりしました。『よく散歩でこの道を通るけどもこれがあるのは知らなかった』という方も結構おられます」(永田課長)。


    歌碑に「令」「和」の文字が並んでいる(写真:ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』)

    「令和」になってから「いなみ野万葉の森」には、新元号初日の5月1日を記念して、地元の有志により寄贈された歌碑と記念碑も新たに設置されている。「静かな万葉の森なので、花や和歌を楽しみながら散策してほしい。水のせせらぎを聞きながらゆったりと時間を過ごしていただけるような森のたたずまいになっていますし、今回、令和の典拠となった万葉集の歌碑がこの稲美町にございますので、またお近くに来られた際は、『いなみ野万葉の森』にお越しください」と永田課長。「いなみ野万葉の森」の入園料は無料で、開園時間は10月~6月の間は9:30~16:00(7月~9月は17:00まで)。月曜日と年末年始(12月28日~1月4日)が休園日となっている。問い合わせは稲美町立郷土資料館、電話079-492-3770まで。


    新元号発表にともない、歌碑と記念碑も新たに設置された(写真:ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』)

    【公式サイト】谷五郎の笑って暮らそう

  • 2019年6月18日(火) 15時00分 エンタメ

    真矢みき、涼風真世、一路真輝らが歌う新旧の名曲がズラリ! 月に一度のリクエスト特集

     毎週月曜日に放送中のラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』(20:00-20:30)。6月17日は、リクエスト特集。組も年代も様々な5曲が、リクエストメッセージとともに紹介された。

     1曲目に選ばれたのは、1997年花組公演「ザッツ・レビュー」の主題歌より、真矢みきが歌う「レビュー・明日への希望」。テレビの画面で見かけることが多くなった真矢みきに対し、パーソナリティーの小山乃里子は、当時と変わらず元気そのものという印象を口にした。

     2曲目は、2009年宙組公演「カサブランカ」より、大空祐飛が歌う「カサブランカの風」が流された。この曲には、「祐飛さんのスーツ姿のかっこよさが今でも忘れられません」というリスナーからのメッセージが添えられた。

     続いて紹介されたのは、宝塚OG公演でもなじみ深い、「白い花がほほえむ」。1975年の月組公演「ラムール・ア・パリ」で初風諄が歌ったものだった。

     そして、「田辺聖子さんの訃報を知り一番に、新源氏物語の舞台を思い出しました」というメッセージとともに紹介されたのは、1989年月組公演「新源氏物語」より、涼風真世が歌った「恋の曼陀羅」。6月6日に亡くなった同作の原作者田辺聖子と親交の深かった小山が、「30分では語りつくせない思い出がある」と話し、冥福を祈った。

     この日の最後は、1989年雪組公演で一路真輝が歌った「ラ・パッション!」で締めくくられた。なお、次週24日の放送では、雪組公演 幕末ロマン『壬生義士伝』新人公演で主役を担う彩海せらがゲストの予定となっている。

    【公式サイト】『ビバ!タカラジェンヌ』

  • 2019年6月18日(火) 13時00分 スポーツ

    ケガから約1年ぶりに復帰したINAC神戸DF守屋都弥 最近の注目は「K-POPグループのSEVENTEEN」


    17日のラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』に電話出演したINAC神戸DF守屋都弥(画像提供:INAC神戸レオネッサ © INAC Corporation co,.ltd

     毎週月曜(18:30−18:50)にラジオ関西でお送りしている、サッカー・なでしこリーグのINAC神戸レオネッサ応援番組、『カンピオーネ!レオネッサ!!』。6月17日の放送では、ケガから約1年ぶりの復活を果たしたINAC神戸DF守屋都弥(もりや・みやび)が電話出演ゲストとして登場し、リハビリ中のエピソードや、プライベートの様子なども語った。

     前日の16日に行われた2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第5節、浦和レッドダイヤモンズレディース戦では、チームで副キャプテンを担っていることもあり、キャプテンマークを巻いてプレーした、守屋。昨年の5月27日、2018プレナスなでしこリーグ1部 第8節、AC長野パルセイロ・レディース戦以来となる先発フル出場を果たし、チームの2-0での完封勝利に大きく貢献した。

     キャプテンマークについては、公式戦復帰を果たした5月26日のなでしこリーグカップ第3節の伊賀FCくノ一戦で、途中出場の際に、チームの先輩にあたる髙瀬愛実から直接巻いてもらうシーンもあった。大けがからの苦しいリハビリを経た復帰ということで、感慨深いシーンでもあったが、パーソナリティーを務める近藤岳登からの質問にも、「あっ、くれるんですねと(いう感じだった)。(普段、キャプテンを務めるような)そんな経験がなかったので」と、当の本人はいたって冷静だったようだ。

     また、かつて近藤がヴィッセル神戸在籍時に、今回の守屋と同じく、ひざの前十字靭帯損傷という大けがを負った経験を持つこともあり、話題は自然とケガやリハビリのことに。近藤から「きつかったことは?」と問いかけられた守屋は、「最初は、初めてこんな期間、人生で初めて休んだので、いい経験になるのかなと思ったけど、だんだん焦ってきた。『あれ、これ復帰して動けるのかな……』」と、率直な思いを吐露。特に近藤と共感していたのは、リハビリ後に思い通りに走れなかったことに対する衝撃度。「びっくりしました! あれ、こんなにハァハァというのかなと。ダッシュとか、(普段と比べて)めっちゃ遅かったです」。

     それでも、地道な努力を続けて再びピッチに戻ってきた守屋は、「みんな、温かかったですね」と、チームメイトや支えてくれた人たちへ感謝の思いを述べていた。また、浦和戦でのフル出場に関しては、「(それまでの)練習ではほとんどサイドバックをやっていたので、センターバックは結構久しぶり」だったというが、ルーキーの三浦紗津紀らとともに、最後まで集中を切らさず相手をシャットアウト。長期のブランクを感じさせないプレーを見せていた。「やっぱり(先発から出るのは)雰囲気が違う。これまでの焦りがちょっと解けました」。ケガがなければ、現在行われているFIFA 女子ワールドカップ フランス 2019のなでしこジャパンメンバーに選ばれていてもおかしくない逸材のひとりであるだけに、今後の活躍で、来年にやってくる東京五輪出場も期待したいものだ。まずはすぐにやってくるホームゲーム、なでしこリーグカップ第6節、6月23日のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦での守屋の奮闘ぶりも見逃せない。

     ちなみに、守屋のプライベートにもせまった『カンピオーネ!レオネッサ!!』。最近、守屋がはまっているのは、K-POPグループのSEVENTEEN。「もともとK-POPは好きでしたが、(SEVENTEENは)昨年までいたチェ・イェスル選手に教えてもらって好きになった」という。この日の放送ではなんと曲紹介も担当。「SEVENTEENは、韓国の13人ボーイズグループで、メンバーで曲とかダンスとかも作っていて、昨年に日本デビューしました。もうきているグループなので、ぜひ聴いてほしい!」という熱いメッセージも届けたなか、5月29日にリリースされたばかりのJAPAN 1ST SINGLE「Happy Ending」がオンエアされた。

     なお、近藤からのINAC神戸の選手に対する毎度恒例の質問、「好きなタイプ」については、「一緒にいて、沈黙が苦じゃない人」と答えた守屋。これには「一緒にいて楽しい人と言われたら『あっ、俺のことね』と言おうとしたんだけど、急に変化球が来た感じで、思い切り空振ったわ!」と、話し好きの近藤は肩透かしをくらったようだった。

    【公式サイト】『カンピオーネ!レオネッサ!!』

     

  • 2019年6月18日(火) 11時30分 グルメ・レジャー

    希少な白小豆が丹波市で復活 新作スイーツが続々登場

     栽培が難しく、希少価値の高い“幻の白小豆”を使った新スイーツを、丹波市の菓子店各店が上品な味に仕上げ、販売している。

     白小豆のブランド名は「白雪大納言」。2002年に兵庫県中央農業技術センターが丹波の大納言小豆と岡山の白小豆をかけ合わせて開発したが、農地が限定されるなど栽培がかなり難しく、生産が広がらなかったという。

     これを丹波市の新しい特産品にしようと、地元のメンバーが6年前から復活に取り組み、現在およそ20人が栽培している。白雪大納言は、普通の白小豆より大粒で、皮が破れにくく、インゲン豆の白あんよりあっさりとした味だということで、市内の菓子店では、こうした特徴を生かしたスイーツをつくり、新作として販売を始めた。


    丹(まごころ)… 一菓喜心 明正堂 電話0795(72)0217
    白いきんつば。風味を感じられるよう、甘みをおさえている。


    丹波白雪大納言どらやき… 荒木本舗 電話0795(87)0108
    とろっとしたたっぷりの餡がつまっている。


    丹波戦国ものがたり… 藤屋 電話0795(77)2055
    食感が良く、あと口がすっきりしている。

     丹波商業協同組合では「希少種としての物珍しさが注目されているが、ふるさと納税の返礼品として利用するなどして今後は息の長いブランドとして定着させたい」と意気込んでいる。


    【公式サイト】時間です!古田編集長

  • 2019年6月17日(月) 15時30分 社会・カルチャー

    登録有形文化財に登録された湊川隧道 登録プレートがお披露目

     日本最初の近代河川トンネルで、兵庫県神戸市兵庫区にある湊川隧道(みなとがわずいどう)が、今年2019年の3月に登録有形文化財に登録されたことを受けて、文部科学大臣から登録プレートが交付され、その除幕式とお披露目が15日に、湊川隧道内で行われた。


    湊川隧道の登録有形文化財登録プレートがお披露目された(写真:ラジオ関西)

     幅7.3メートル、レンガ造りで断面形状が馬蹄型のトンネルは、1901(明治34)年に竣工。地域住民を洪水等の被害から守ってきた。その後、阪神・淡路大震災の災害復旧事業の一環として、新たに新湊川トンネルが完成したことに伴い、約100年間にわたる役割を終了。現在は兵庫県の管理のもと、当時の建設技術を現在に伝える貴重な土木遺産となっている。お披露目当日の15日は月1回の一般公開日にあたり、神戸市立夢野中学校のブラスバンド演奏を実施。その前に、除幕式が開催された。


    当時の建設技術を現在に伝える貴重な土木遺産となっている湊川隧道は、月1回、一般公開されている(写真:ラジオ関西)

     除幕式に参加した「湊川隧道保存友の会」の会長を務める渡邊保さんは「皆さんのおかげで、立派なものをいただき、本当にありがとうございます。これからも、若い方をはじめ、この隧道の認識をもっと持ってもらえるようにしていきたい」とコメント。また、「湊川隧道保存友の会」会員の1人も「20年以上前、最初にトンネルに入ったとき、レンガ(造り)のきれいな状態を見ていました。今後も、今のように(月に一度のイベント時に隧道を)見てもらえるよう、この地域で活動を続けていきたい。(イベントなどで訪れる)子供たちにとっても(見学は)いい経験になると思います」と述べていた。

     湊川隧道では、毎月第3土曜日の13時から15時に一般公開され、楽器演奏、コーラス、民謡などのミニコンサートを開催。また、土木学会が定めた11月18日の「土木の日」にちなみ、例年「新湊川ウォーク~湊川隧道通り抜け~」も行われ、今年は11月10日に予定されている。詳しくは、湊川隧道保存友の会のホームページ(http://minatogawa-zuido.com/)を参照のこと。


    毎月第3土曜日に一般公開し、楽器演奏、コーラス、民謡などのミニコンサートが開催されている湊川隧道。6月15日には神戸市立夢野中学校のブラスバンド演奏が行われた(写真:ラジオ関西)