2018年12月3日(月) 08時50分
18/12/02 ゲスト:亀井正比古さん
今日のゲストは神戸フロイデ合唱団の常任指揮者 亀井正比古さんでした。
【ラジオレクチャー】
1823年12月2日モンロー大統領が、「欧州諸国は米大陸の事には口を出すな。米合衆国は欧米の事柄には口を出さない。」という外交の原則を議会で発表。
その名からMonroe Doctrine「モンロー主義」と言われています。
第5代大統領ジェームズ・モンロー(1758~1831)は米独立宣言(1776年)フランス革命勃発(1789年)の頃20代~30代。軍人として独立戦争にも参加。トーマス・ジェファーソンに法律を学び、フランス外交の経験もある政治家でした。
1800年代に入りフランスの植民地を安く買うことに成功するなどの成果から絶大な人気を得て1816年大統領になりました。
1917年に第一次世界大戦参戦するまでのおよそ100年間にわたる外交の原則となったのがモンロー主義です。
それからちょうど100年。ここにきて世界の憲兵と言われた米が「アメリカ第一主義」という考えが出てきているのは、変わり目なのでしょうか?
(文まとめ:久保直子)