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谷五郎の笑って暮らそう

番組内容

ブルーグラスミュージシャン・谷五郎と田名部真理が兵庫県のオススメ情報・旬の話題を分かりやすく愉快にお伝えします!
注目の人物・出来事・新鮮なネタ、ゲストを交えて楽しいトークでお届け。
毎週火曜日、親しみやすい語り口で情報に敏感な消費者へ向けて発信します。

谷五郎ぐるっと西播磨

  • 2020年9月1日(火) 11時00分 総合

    書籍『木綿リサイクルの衰退と復活』🌲

    今日は、
    『木綿リサイクルの衰退と復活』を出版された、
    明石在住の作家の前田啓一さんにお越し頂き、
    お話伺いました📚👀

    実は前田さん、元々は
    経済関係の記事を書くフリーライターで、
    お客様から原稿料をもらって書いていたそうです😲
    それが、7年ほど前に自分の著作を書こうと思い立ち、
    それ以来もっぱら自分の著作に集中しているとの事📚

    ジャンル、書く内容としては
    「ノンフィクション」「場所は日本」
    「時代は江戸時代から現代」
    「人物よりもモノがテーマ」の4点が特徴です!
    ただ、これらに特にこだわっているわけではなく、
    他に書きたいものがあれば
    書こうと思っていらっしゃるそうです✨✨

     


    そして今回、7月27日に出版されました、

    『木綿リサイクルの衰退と復活』最新作となります!!
    こちらの本が、一体どういった本なのか、
    詳しく伺っていきます✨✨

    『木綿リサイクルの衰退と復活』ってどんな本なのか📚

    大阪、八尾市の地域を中心に、
    木綿作りの歴史を描いている書籍です!

    「日本人が木綿の着物を着るようになったのは江戸時代。
     しかし江戸時代は外国貿易が盛んではなかったので、
     着物の原料として全国各地で木綿が栽培され、
     木綿は米に次ぐ重要な作物だった。
     しかし、日本が開国して明治時代になると、
     海外から安い木綿が輸入されるようになり、
     国内の木綿生産は衰退し、やがて消滅。
     八尾が含まれる河内地方の木綿栽培も、
     大正時代にほぼ消えてなくなります。

     その一方、輸入した木綿で木綿の糸を作る紡績業が
     大阪経済の中心になる。
     ナイロンなどの合成繊維も盛んに作られるようになり、
     木綿産業は相対的に小さな産業になる。

     こういった状態が続き、
     20~30年前から木綿が見直されるようになり、
     木綿を栽培したり、布に織ったり、
     その布で袋物やのれんを作ったりする動きが出てきた。
     この動きは八尾だけではなく全国各地にあり、
     本書では八尾での動きを描いている。」

    谷さんも読んで、
    「面白い!この本いいわ!」
    と大絶賛されていました👀✨✨

     

    この書籍を書かれる際に、現地調査をされた前田さん😌
    尾には5~6回、足を運んだそうです!
    最初は「河内木綿まつり」というイベントに参加したり、
    八尾の図書館で文献を探したりしたそうです📚

    インタビュー取材には、
    「八尾市立歴史民俗資料館」
    NPO法人の「河内木綿藍染保存会」
    NPO法人の「ニッポンバラタナゴ高安研究会」
    の3か所で行い、どの団体も実際に木綿を栽培されているのだとか😲

     

    そもそも、何故『木綿』なのかを伺いました!

    元々、経済史に興味があった前田さん。
    大阪経済の流れをみると、
    江戸時代から太平洋戦争の後にかけて、
    木綿が重要な役割を演じていて、
    何年も前から『木綿』をテーマにして
    大阪の経済史を書きたいと思っていたそうです

    「自分でイメージしてみて、どうも締まりがない本になりそうだった」
    そこで、何かいいヒントはないかと思い、
    2018年の9月に八尾に足を運んだそうで・・・・・。
    これをきっかけに色々調べて
    『木綿リサイクル』がキーワードとして浮かんできたのだとか!!

    江戸時代の ″木綿リサイクル” は消滅したが、
    今になって新しい ″木綿リサイクル” が
    芽生えているという衰退と復活』の筋書が浮かびました😊

    また、『木綿リサイクルの衰退と復活』
    この書籍の表紙の木綿の写真は、
    なんと、前田さんご本人が撮影したものなのだとか
    Σ😲

    写真撮影は結構大変だったそうで、
    この本にはおよそ50点の写真が掲載され、
    その内の33点も前田さんが撮影した写真を使用しているそうです📷

     

    📚この書籍で、前田さんが「1番面白い!」
     という所をお聞きしました📚

    タイトルにもなっている「木綿リサイクル」の内容だと言います!
    「木綿の葉っぱや茎で堆肥を作るなど、
     新しい形での ″木綿リサイクル” が行われているという点が面白い」

    詳しくは、勿論、書籍をCheck👈です!!!

     

    『木綿リサイクルの衰退と復活』を通して、
    循環型社会について考えてみたり、

    地球温暖化を止めるために、
    自分がどのようなことができるか考えてみて欲しいといいます。

    今の生活パターンはいつまでも続かない。
    木綿の扱いも、江戸時代、大正時代、現代といった
    時代ごとにまったく違う。
    「暮らし方は変わるものだ」「変えることができるんだ」
    というふうに柔軟に考えていただければ・・・。
    と、前田さんは話して下さいました😌

     

    実は、次回作も考えている前田さん!😲
    特別に教えて頂きました✨
    書くとすれば、「明かり」や「電気の歴史」をひもといて、
    地球温暖化などにも関係させながら、
    「世の中もう少し暗くてもいいんじゃない?」
    という話にしようかと思ってるそうです!!

    『木綿リサイクルの衰退と復活』1,300円(税抜き)
    出版文化社から全書店で販売中!
    ネット販売はAmazonから!


    📚前田啓一さん、他作品📚


    『軍人たちの大阪城』 1,200円(税抜き)
    大阪城の歴史を描いており、

    大阪や日本の政治や社会情勢にも触れる、日本の近代史の入門書。

    出版文化社から全書店で販売中。
    こちらもネット販売は、Amazonから。


    『黒船の思想(上)』1,380円(税抜き)
    ペリー艦隊の黒船来航から日露戦争までの日本の近代史となっている。

    ブックウェイからAmazonで販売中。
    ※こちらはネット販売のみで、
     書店では取り寄せという形になる可能性がございます。

     

     

    『私は本を書くときいつも「読者がいろいろ考えるヒントを提供したい」
     と思って書いています。私の本をお読みになって、
     「このおっさん、こんなこと言うてるけど、ほんまかいな?」といった感じで、
     いろいろ考えていただければと思います。
     また、私は「日本の江戸時代から現代」をフィールドにしています。
     これにも理由があり、私たちは過去と現在を変えることはできませんが、
     未来を変えることはできます。
     そして、この未来を変えるには過去から学ぶことも大切です。
     その際にもっとも役に立つのは、江戸時代から後の歴史だと思うからです。

     これからも、いろいろ書こうと思いますので、よろしくお願いします』

    前田啓一さん、ありがとうございました✨✨

  • 2020年9月1日(火) 10時00分 総合

    谷五郎の笑って暮そう!9月スタート🍐

    9月がスタートしました!
    「谷五郎の笑って暮そう!」
    もスタートです😊✨

    世間はコロナに政治にと
    大忙しですが、
    ラジオでも情報お届けしていきますよ🔥

    始まります😌

  • 2020年8月25日(火) 13時00分 総合

    「谷五郎の笑って暮らそう!」また次回👋

    今週の「谷五郎の笑って暮らそう!」
    いかがでしたでしょうか?

    オープニングトークで
    谷さんがお話していた「鯛の煮つけ」・・・😋
    皆さん、気になりませんか!?

    谷さんのInstagramで確認できます!(笑)

    また、
    「西播磨に遊びに行った!」
    「西播磨に住んでいる・知っていて、ここがおすすめ!!」
    というお声、大募集中です💕💕

    『#nishiharima_trip』とタグを付けて、
    是非是非、教えて下さい✨

    まりりんのInstagramも是非Check👈

     

    今週はここまで!

    パーソナリティ:谷五郎
    アシスタント:田名部真理

    でお送りしました(*’ω’*)ノシ💕
    See you next time📻

  • 2020年8月25日(火) 12時30分 総合

    健康ウォッチング👀

    「新型コロナウイルス感染拡大への対応
                  ―検査について―」

    兵庫県薬剤師会 副会長   西田英之さん
    兵庫県薬剤師会 病診支部長 小野 達也
                        に電話でお話伺いました!

    今月も『新型コロナウイルス』についての最新情報について、
    薬剤師の目線で最新の情報に触れたいと思います。
    今回は新型コロナウイルスに感染しているか確認したり、
    感染状況を把握するために必要な検査についてお伝えしたいと思います。

    Q1:病院の現状はいかがですか?

    Q2:PCR検査とは?

    Q3:PCR検査は正確なの?

    Q4:なぜPCR検査を簡単に受け入れない?検査数が増えない?

    Q5:PCR検査はどれぐらいの時間がかかる?

    Q6:抗原と抗原検査は?

    Q7:抗体と抗体検査は?

    Q8:インフルエンザのシーズンでの検査は?

     

  • 2020年8月25日(火) 11時30分 総合

    📚買いたい新書📚『文学こそ最高の教養である』


    『文学こそ最高の教養である』
    出版:光文社新書
    著書:駒井稔

    混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、
    現実世界をひたむきに生きる人々にとって、

    文学は「即効性のない教養」として、
    魅力的、かつ有用な存在ではないだろうか。

    登場人物も作者も、
    じつは私たちと同じような世界に生きていた「隣人」。

    とはいえ、古典文学は、
    なぜかいまだに敷居の高いジャンルと思われていることも事実だ。

    新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を
    立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者たち14人に、
    初歩的なことから果敢に話を聞いた。

    肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者たちの語りを聞くうちに、
    しだいに奥深くまで分け入っていく……。

    紀伊國屋書店新宿本店で続く大人気イベントを書籍化。
    イベントのもっとも刺激的で濃厚な部分を再現する。