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CINEMA-EYE RADIO

  • 2021年10月25日(月) 13時30分 放送アーカイブ

    映画「歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3.11をたずねて」 俳優 升毅さんスペシャルインタビュー

    2021年10月21日 第306回オンエア
    番組を聴いてみよう!

    映画「歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3.11をたずねて」
    俳優 升毅さんスペシャルインタビュー

    2011年3月11日に起きた東日本大震災から10年。岩手県陸前高田市にひっそりと佇む森の小舎には、大切な人を亡くし、悲しみを抱えた人々からの手紙を受け取り続ける“漂流ポスト3.11”がある。この漂流ポストは、森の小舎を営む赤川勇治が、震災遺族の心にしまわれたままの悲しみが手紙を書く事で癒されればとの思いから立ち受付を始めたもの。亡くなった大切な人への想いが綴られた手紙が、漂流ポストに宛てられる。やがて震災以外にも同じような気持ちを抱えた人たちに広がり、現在も大切な人を亡くした人々の心の拠り所となっている。俳優の升毅は2020年3月に急逝した映画監督・佐々部清に思いを寄せ、佐々部氏ゆかりの地や親しかった人々を訪ねる旅へ。そして佐々部監督が生前に果たせなかった東日本大震災の被災地での映画作りを思い、岩手県陸前高田市に足を運び、“漂流ポスト3.11”と被災地の今の姿に出会う。旅先でインタビューを重ね、生きることを改めて考える升。佐々部監督の仲間たちから託された手紙を携え、再び漂流ポストを訪れた彼は、孤独と向き合い、ペンを手に取る。