2024年5月23日 第99回オンエア
番組を聴いてみよう!
【人生を変えた3本の映画】
劇団赤鬼 川浪ナミヲ さん
①『レザボア・ドッグス』(1992年 アメリカ)
あんまり健全な青少年にはおすすめできないような暴力満載の映画ですが、低予算で場面数も少ない映画。
しかしながら、それを埋めるウィットにとんだ会話など、タランティーノ監督のカラーがこの時点であふれている。
観た時は素人でしたが、のちに演劇をやるようになってこの映画を思い出した。
②『パルプ・フィクション』(1994年 アメリカ)
またもタランティーノ監督。「お話って、前から順番に作らなくてええんや」って、
モノづくりをするようになってから影響を受けた。伏線の妙がワンピースより張り巡らされている!(と思う)
③『大災獣ニゲロン』(2017年 日本)
僕の人生を変えたというか傷物にしたというか…
ハーバーランドで行われた、群衆が怪獣から逃げ惑うシーンのロケ。大声出しまくって演技指導!
ところがその日はおなかが痛く、調子が悪い・・・
何とか乗り切って、次の日に長野県に仕事に行ったら高熱と脂汗でついに病院へ行くと盲腸で、
先生曰く「通常よりかなり腫れてるので、最近何か大声出したりしませんでしたか?」と。
ニゲロンのロケやん!結果、通常腹腔鏡でできるような手術ががっつり切られました。
大災獣ニゲロンDVDはこちらで買えますよ!
https://online.jocr.jp/dvd/daisaiju-nigeron/
なんと!神戸国際会館の70周年を記念して、赤鬼が公演を打ちます!
【神戸国際会館創立70周年記念】劇団赤鬼「ミナトマチ・キネマ・パラダイス」
あらすじ
「俺に任せろ…。」
1940年頃、神戸のとある街。
酒屋の次男坊、寺内藤吉は体も弱く、勉学、家業の手伝いと何をやっても駄目で親からも愛想を尽かされる始末。地元の学校を出てからは、丁稚のケン坊と共に店の手伝いに励んでいる。
何をやってもダメな藤吉にも仲間がいた。器量良く、腕っぷしもある仲間たち。何故か藤吉はその仲間には愛される、街のみんなも、ゴロツキさえも一目置く存在。人呼んで「ミナトマチ五人衆」。
いつものように仲間と街を闊歩していたある日、尋常小学校の教師として赴任していた河村タツと出会い一目惚れする。苦し紛れについた嘘からタツをヒロインとして映画をとることになる。映画を通じて触れ合う内に二人の仲は次第に近づいていく。そんな折、日本に戦争の影が覆いかぶさる。大切な人々との別れ。戦火に晒される街。ひとり故郷に残るダメ男の藤吉は考える。自分に出来ることは何なのか。自分に課せられた使命とは何なのか。空襲に燃え盛る街の中、藤吉は静かに決意を秘める…
戦中戦後をカメラ片手に駆け抜けて、昭和平成ひと跨ぎ。
時勢に翻弄される人生を精一杯生き抜いた男。
そんな男を愛した人々の物語…
2024年8月17日(土)14時開演(13時30分開場) 1回こっきりです!
入場料 全席指定:4,500円(税込)
学生席(25歳以下):2,500円(税込)
チケットなど詳しくは神戸国際会館こくさいホールのHPで!
https://www.kih.co.jp/kokusaihall/
【プレゼント】
「マッドマックス:フュリオサ」全国共通劇場鑑賞券
提供:CINEMA-EYE/LIBERRA
神戸市須磨区 RN.とっくりさんほかのみなさんおめでとうございます!
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