2024年7月4日 第105回オンエア
番組を聴いてみよう!
【人生を変えた3本の映画】
甲南女子大学文学部講師 そして シネマパーソナリティー 津田なおみ さん
長い人生を語るような(笑)
①『タイタニック』(1997年 アメリカ)
まずは王道中の王道。なんと7回観ました!なぜ人生を変えたのか?7回のうち3回目くらいまでは
ジャックがローズを後ろから支えて水から守り、「君は自由に羽ばたいていくんだ」と言っている
ように感じ、男の人が引っ張っていってくれるのが恋愛だと思っていた昭和の女の恋愛観を変えた
んです!・・・と言いながら、4回目以降よく観ると、まあまあ前からも引っ張ってましたが(笑)
ほんと、社会現象でしたもんね。
②『アザーズ』(2001年 アメリカ、スペイン、フランス)
ニコール・キットマンが最も美しいと思う映画。この当時はまだプロデュースしたトム・クルーズ
と離婚する前で、記念すべき(?)最後の共同作業となった作品。
自分に見えていることは実は間違ってるかもしれないということを教えてくれた、スリラー映画。
③『乳房よ永遠なれ』(1955年 日本)
昭和の大女優である田中絹代は監督としても6本の映画を撮っています。そして津田なおみさんは
彼女の作品を研究した『映画監督 田中絹代』という本を執筆しています。
歌人・中城ふみ子が乳がんを公表し、最後のときを女性が主体となって
欲望をあらわに生きていく様を描いた、時代を先取った作品。
【プレゼント】
「怪盗グルーのミニオン超変身」全国共通劇場鑑賞券
提供:CINEMA-EYE/LIBERRA
枚方市 吉田ひろみさんほかのみなさんおめでとうございます!
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