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CINEMA-EYE RADIO

  • 2025年1月16日(木) 21時11分 放送アーカイブ

    映画『美晴に傘を』 俳優・升毅さんインタビュー

    2024年1月16日 第133回オンエア
    番組を聴いてみよう!

    【先読みシネマ情報】

    映画『美晴に傘を』 俳優 升毅さんインタビュー!

    皆さんの好きなおにぎりの具は何ですか?
    ・・・という質問の意図は、ぜひ劇場で映画を観てご確認ください(笑)

    北の小さな町の漁師である善次(升毅)は、喧嘩別れをしてから一度も会っていない息子の光雄(和田聰宏)をがんで亡くす。東京で執り行われた葬儀にも出席せず四十九日を迎えようとしていたところに、光雄の妻の透子(田中美里)が娘の美晴(日髙麻鈴)と凛(宮本凜音)を連れて、善次の元を訪ねてくる。
    善次は、突然の訪問に戸惑い、うまく接することができないが、彼女たちを通して亡き息子に想いを馳せる。透子は、聴覚過敏を持つ自閉症の美晴を守るのに必死だ。「もう自分しかいない」という決意は、夫である光雄が亡くなってから更に強まっている。美晴は、守られてきた世界から一歩でも外に踏み出したいと願うものの、失敗したり不安を感じると、布団を被り夢の中に逃げ込む。そこは、父の光雄が生前病床で書いた『美晴に傘を』という絵本の世界であった。

    大事なことほど言葉にできない善次。
    自分にかけるべき言葉を見失っている透子。
    世の中の音を言葉にしていく美晴。
    やがて、小さな町の人々との交流も手伝い、善次、透子、美晴は、自分自身の内なる声に耳を傾け始める。(作品資料より)

     

    【マイシネマヒストリー】

    構成作家 マット西村さん お久しぶりです!

    「モキュメンタリー映画」って知ってますか?
    「フェイクドキュメンタリー」と言ったりもします。
    ドキュメンタリー映画風に演出することによって、フィクションに真実味を持たせる手法で、
    本当に火星人が襲ってくるとパニックになったラジオドラマ『宇宙戦争』(オーソン・ウェルズ)の
    エピソードは有名ですよね。
    1999年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」では、
    魔女伝説のドキュメンタリー映画を撮ろうと、調査に出かけた大学生たちの大学生たちの映像が
    「これ、ほんまちゃうん?!」と大きな話題になりました。

    手に持っている本「近畿地方のある場所について」は今年注目のモキュメンタリー。
    そのお話はまた来週。

     

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