今月、西日本に甚大な被害をもたらした豪雨。
兵庫県内でも2人が亡くなり、たくさんの住宅が壊れ、
インフラ設備や、農業などにも大きな影響が出ています。
そして、9年前にも兵庫県西・北部豪雨。
佐用町では多くの死者が出たほか、
避難の方法なども問題になりました。
今回、佐用町ではどんな状況だったのでしょうか。
千種 和英(ちぐさ・かずひで)さんに伺いました。
5日から激しい雨が降った佐用町。
6日の深夜には特別警報が発令され、
その後、避難勧告が発令、町内各地に
避難所が開設され、高齢者を中心に避難者がありました。
幸いにも河川の決壊はなく、家屋への浸水はありませんでした。
これは21年の水害以降に実施された
河川改修のおかげだと、住民は感謝しています。
ただ、山肌の小さな崩落等は各地で発生。
そんな時に生きたのが、9年前の豪雨災害の教訓でした。
避難途中に亡くなった方が多かったことを省み、
避難所まで川沿いの住民は早めの避難。
河川の決壊と同時に山からの出水による家屋う浸水が
多くあった場所では、地域自治会の皆さんが
土嚢を積み対応しました。
地域のつながりが確実に強くなっていることを
実感したと、千種さんがおっしゃっていたのが印象的です。
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