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CINEMA-EYE RADIO

  • 2021年1月18日(月) 10時54分 放送アーカイブ

    残酷カーニバルの頂点!「地獄の謝肉祭」

    2021年1月14日 第266回オンエア

    番組を聴いてみよう!

     

    【マイシネマヒストリー】

    ラジオ関西ディレクター 佐々木孝昌さん

    おまけの見学 構成作家 マット西村さん

    小学校6年生の佐々木少年が父親と観に行ったオールナイトの
    ホラー2本立ての思い出。三宮の三劇に惨劇を観に行くという(笑)

    当時のチラシまで保管している佐々木Dが観たのはこの2本!
    映画もさる事ながら、佐々木Dのトークを文字にするのもなんなので、
    ストリーミングでお聞きください!

    「地獄の謝肉祭」 キャッチコピーは「残酷カーニバルの頂点!」
    ベトナム帰還兵のノーマン(ジョン・サクソン)は、時々ベトナムでの異様な光景を思い出している。飢えのために人肉をむさばり食う部下のチャーリー(ジョン・モーガン)とトミー(トニー・キング)の姿を…。そして、自分も手を噛みつかれて以来、生肉を見ると異常に興奮するのであった。そんな夫に不安を抱いた妻のジェーン(エリザベス・ターナー)は、親しい医者にそのことを相談した。ある日、戦争後遺症で入院していたチャーリーが外出を許され外に出るが、映画館の中でいちゃつくアベックの男女を見たとたん襲いかかり騒ぎを起こす。マーケットに逃げこんだチャーリーはそこで追って来た若者を射殺しさらに警備員をも血祭りにあげてしまう。チャーリーは再び病院に収容されるが、今度はトミーが暴れ出し、看護婦に噛みついた。この人間に噛みつくカニバリズムという病気は伝染し、噛みつかれたノーマンもこの看護婦も、トミーとチャーリーにある種の連帯感を感じ出し、病院の二人を助け出し、ある行動を開始した。人肉を求めて彷徨する彼らは自動車整備工場の主人をドリルで襲い、やがて待ちうけていた暴走族と死闘を展開した。そこヘ警官隊がきたため、彼らは下水道ヘと逃げるが、ノーマン以外の二人は射殺された。脱出に成功したノーマンはそのまま家に帰った。夜遅く、自宅に帰ったジェーンは、軍服を着たノーマンを発見した。自分の病気に絶望したノーマンは自殺を決心しており、ジェーンと彼女を助けにきた医者共ども射殺し、自分も命果てた。そして、すべてが終わったかと思われた頃、子供に感染していた隣りの家では新たな惨劇が起こりはじめていた。

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    「マニアック」
    冬の浜辺で寄りそうカップル。男が焚木にする小技を集めに行ったすきに、怪人が女の喉を力ミソリで切り、もどって来た男の首に針金を巻きつけた。フランク(ジョー・スピネル)は悪夢から目覚めた。彼の部屋には、マネキンや人形が所狭しとおかれて異様な雰囲気を醸し出している。気分が落ち付くと彼は外出し、娼婦を拾うとホテルの一室へ。突然、彼は娼婦の首を絞めて殺し、力ミソリで頭から髪を剥ぎ取った。自分の部屋へもどると、持ち帰った娼婦のタイツとレオタードをマネキンに着せ、頭に剥ぎとった頭髪を釘で打ちつけ、「こんなことはしたくなかったのに」と言いながらすすり泣く。その後、彼はディスコから出て来て、車のなかでいちゃついていた男女をライフルで惨殺。ついで勤務あけの看護婦(ケリー・パイパー)をつけ、地下鉄の便所で串刺しにする。ファッション写真家アンナ(キャロライン・マンロー)と知りあい、彼女のモデルをしていたリタ(ゲイル・ローレンス)を短刀で刺殺。アンナを母親の墓の前で殺そうとするが、逃げられてしまう。「あなたは悪い子、お仕置きします」という母の声が聞こえ、墓穴から母親の手が伸び、彼の首をしめた。傷ついて部屋にもどったフランク。そして不思議なことがおきた。彼にやられ血だらけになった被害者たちが、彼に襲いかかり彼の首をねじきった。警官がやってきて彼の死体を発見、あまりのおぞましさに部屋を出た時、彼の目が動いた。

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