2022年2月10日 第322回オンエア
番組を聴いてみよう!
【マイシネマヒストリー】
映像ディレクター 北岡秀之さん
60年代後半から70年代にかけて制作されたアメリカンニューシネマが大好き。
ベトナム戦争の反戦運動などから生まれたカウンターカルチャーを反映し、
若者たちの反体制、反社会的な生き方を描いた作品が多い。
「俺たちに明日はない」「明日に向って撃て」「イージー・ライダー」など
【先読みシネマ情報】
俳優 村上淳さんインタビュー 映画
「夕方のおともだち」(ヨシダヨシオ役)
ヨシダヨシオは、寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める、一見まじめな男。その一方で、筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜になると自分が住んでいる街で、ただ一軒のSMクラブの“女王様”ミホの元に通い詰めている。しかし、このところ、なぜかプレイに身が入らずにいた。理由は、ヨシオをこの世界に目覚めさせ、彼の前から突然姿を消した“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかで彼女の残像を追いかけながら暮らしていたからだと気づき始める。そんなある日、太陽の下、ミホと釣りに出かけたヨシオは思いがけない場所でユキ子を見かけ、ミホを置き去りにして必死に追いかけるが…。