CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2018年7月3日(火) 18時59分 エンタメ

    月亭方正、落語家10周年を語る 「落語をやって救われた」


    落語への想いを語る月亭方正(写真:ラジオ関西)

     今年で落語家として10周年を迎えている月亭方正(50)が、3日、ラジオ関西(神戸市)の「桂春蝶のバタフライエフェクト」(毎週火曜10:00-14:55)の生放送にゲスト出演した。

    「20歳からこの世界(芸能界)でずっとやってきて、不惑(40歳)になったとき、自分に何にもないのがわかった。『ビンタ』と『ごぼう』しかなかった」と、年末恒例の特番「笑ってはいけない」シリーズや人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」のネタを出しつつ、「僕の芸というのは、テレビ芸、瞬間芸、団体芸だったから、ひとりになったときに何もない。それにすごく落ち込んだ。僕は、芸が欲しかった」と悩んでいた時期を語った方正。「39歳のとき、初めて落語を、(故)桂枝雀師匠の『高津の富』という話を聞いて、『これを俺の人生のすべてにする!』」と、落語家へ転身した当時の想いを振り返った。

     そのうえで、「落語をやって救われた。それまでは、僕は私生活で退廃的な事をしてストレスを解消したりとかしていた。仕事がどこか苦しかったから、その引き換えにお金をつかって自分を納得させていた。でも、落語をやってから10年、私生活でお金を全然使わなくなった。もう仕事が充実しているから。『ああ、人間ってこういうことなんや』と、やっとわかった」と、落語家として歩んできたこの10年に生きがいを見つけたようだ。

    「一生懸命10年落語をやってきた記録」として5月に著書「落語は素晴らしい-噺家10年、根多が教えてくれた人生の教え-」(ヨシモトブックス)を出版。さらに今後は、「落語会を月2~3回マストでやるような、『落語の家』(を持ちたい)というのを考えている」と話した、方正。19日に大阪の天満天神繁盛亭で立川談慶(52)との「二人会」、24日には、同じく10周年を迎える桂ちきん(33)らとともに、「2008年花の同期会in神戸新開地喜楽館」にも出演するなど、これからも落語家としての活動が目白押しだ。

    ラジオ関西「桂春蝶のバタフライエフェクト」| 2018年7月3日(火)放送分

  • 2018年7月2日(月) 09時36分 エンタメ

    ロシアW杯入場パスで寝台フリー  神戸発、体験取材


    W杯の行われているロシアの様子(写真:ラジオ関西)

     サッカーW杯ロシア大会の入場チケットを持っているサポーターはロシア国内の寝台特急に無料で乗車できる・・・神戸を出発し、ロシア西部の“飛び地”で行われる競技場へ向かう記者が生放送で報告した。

     これは、28日放送のラジオ関西(神戸市)「時間です!林編集長」に大西草太記者が電話で伝えたもので、ロシアの首都・モスクワからベラルーシ、リトアニアをはさんだ飛び地にある「カリーニングラード競技場」に向かう寝台特急車内からのリポート。決勝トーナメントで日本代表・初戦の相手となるイングランド対ベルギーの偵察が取材の目的だ。

     それによると、試合の観客はチケットを購入したあとホームページで申請手続きを行い、ストラップ型の「ファンID」を受け取るという。このIDを受け取ると、ビザなしでロシアに入国でき、公共交通機関での移動が無料になる。地下鉄やモノレールなどモスクワ近郊を走る列車が乗り放題となるほか、寝台特急も無料だというのだ。


    サッカーW杯ロシア大会の入場チケットを持っているサポーターは「ファンID」を受け取ると、ロシア国内の公共交通機関が無料になる。(写真:ラジオ関西)

     広大な土地をもつロシアで各都市をめぐるには、相当な長距離・長時間の移動を覚悟しなければならない。宿泊施設が少ない街もあるということで、ホテル代わりに寝台列車を利用しながら交通費がかからない、合理的で便利な仕組みとなっている。

     記者が乗った列車は4人部屋の寝台で、前夜は同部屋のロシア人男性と一緒にスマートフォンで韓国対ドイツの試合を観戦。元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ選手がJ1のヴィッセル神戸にいることを伝えると、「(スペイン代表の)イニエスタが加入するチームだね!」と会話が弾んだという。

    ラジオ関西「時間です!林編集長」| 2018年6月28日(木)放送分

    【公式サイト】時間です!林編集長

  • 2018年6月29日(金) 10時46分 エンタメ

    もんたよしのり節炸裂! 「年をとる雛形に気をつけろ!」


    「お互いまだまだバリバリやで!」と言うもんたよしのり(写真左)と、ばんばひろふみ(写真右)(写真:ラジオ関西)

    「ダンシング・オールナイト」などのヒット曲で知られるシンガーソングライターのもんたよしのり(67)がラジオ関西(神戸市)の番組「ばんばひろふみ!ラジオDE・しょー!」に生出演した。もんたは今年創刊120周年を迎えた神戸新聞社の記念ライブシリーズをプロデュースしている。シリーズではもんた自身のみならず、番組パーソナリティーのばんばひろふみの公演も行われる。

     現在も精力的にライブ活動を続けるもんたは「いつまでも現役でスゴイですねってみんな言うけど、だって生きてるんやもん!」と熱く語り、その一方で「人はすぐ『ポジティブ』って言うけど、それは裏に『ネガティブ』を抱えているから。みんながそれぞれの『ネガティブ』を抱えている」と思いやる。

     神戸市東灘区で育ったもんたは、高校を中退して上京したが、活動に限界を感じて帰神。しかし音楽を諦めきれず、「最後のチャンス」と再デビューを果たしたもんた&ブラザーズで大ヒットが生まれた。また、今年亡くなった西城秀樹さんの代表曲「ギャランドゥ」の作詞作曲でも知られる。輝かしい経歴を持つもんただが、「気を付けないといけないのは、年をとる雛形がたくさんあること。その安心感がクセものだ」とまだまだ自由でチャレンジする人生を提唱し続ける。

    もんたよしのりスペシャルバンド~俺らだけのヒットパレードプレイベント~
    6月29日(金) 開場18時 開演19時 自由席/整理番号順入場 前売6000円/当日6500円(別途、飲食代1000円要) 問い合わせはライブハウスチキンジョージ 電話078・332・0146

    ラジオ関西「ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!」| 2018年6月27日(水)放送分

    【公式サイト】ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

  • 2018年6月28日(木) 12時23分 社会・カルチャー

    特撮ヒーロー・怪獣 貴重な実物を展示 明石にゴジラ上陸 ※イベントは終了しました


    ゴジラ スーツ 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000)より TM&©TOHO CO., LTD.

    「ゴジラ」「大怪獣バラン」「流星人間ゾーン」など特撮で実際に使用されたスーツやジオラマなどを展示する「特撮のDNA展」が来月、明石で開幕する。特別展を開催する明石市立文化博物館の館長らが27日、ラジオ関西の番組「時間です!林編集長」に生出演して、貴重な展示物の中身を明らかにした。

     特撮に登場するヒーローや怪獣・乗り物といった展示について生放送で詳しく語ったのは、同館・館長の森本理さんと学芸員の梶原誠太郎さん。梶原さんによると、現在の特撮技術はCG(コンピュータグラフィック)を駆使したものが主流だが、かつてはミニチュアやトリックを使った作品がほとんどで、こうした手法が希少になっているという。

     また特撮作品に携わるスタッフたちは、存在しない生物を作り出したり、現実には起こりえないことを表現するために知恵を絞り、腕をふるってきた。1984年公開の映画「ゴジラ」では人が中に入って演じるスーツの内部に、見えない仕掛けがあったという。ゴジラの口と瞼の開閉、唇・眼球をワイヤーで操る骨組みが採用され、スーツを着る人の頭に乗せていたそうだ。この“ゴジラ頭部メカニック”を間近で見られるほか、特別展では本来目にすることができない特撮映像の裏側を体感できる。

     初公開されるのは1973年放送の「流星人間ゾーン」のマスクや小道具、1958年の「大怪獣バラン」の飛行モデルなど。期間中、造形師・若狭新一さんや映画監督・大森一樹さんのトークショーもあり、昭和から平成にかけて特撮現場に流れていた空気を感じられる機会になりそうだ。

    夏季特別展『特撮のDNA展平成に受け継がれた特撮“匠の夢”
    2018年7月14日9月2日まで ※イベントは終了しました

    【公式サイト】時間です!林編集長

  • 2018年6月28日(木) 00時30分 エンタメ

    映画「焼肉ドラゴン」 焼肉だけの話じゃない!?


    作品とギャップを感じる穏やかな鄭義信監督(写真:ラジオ関西)

     公開中の映画「焼肉ドラゴン」を監督した鄭義信さんがラジオ関西(神戸市)の番組「シネマクエストラジオ」(毎週水曜24:00-24:30)のインタビューに答えた。

    「焼肉ドラゴン」は2008年に日本と韓国のコラボで製作され、演劇賞を総なめにした伝説の舞台作品。映画化にあたり、原作者の劇作家・鄭さんが初のメガホンをとった。万国博覧会が開催され、高度経済成長真っ只中の関西を舞台に、小さな集落で焼肉店を営む在日韓国人一家のエネルギッシュな暮らしをユーモアに満ちた描写で描く脚本は鄭さんの真骨頂だ。キャストには日本から大泉洋、真木よう子、井上真央ほか個性的な顔ぶれと韓国の名優が並び、作品に命を吹き込んだ。

     戦後、土地を持たない人々が姫路城外堀近くの国有地に建てたバラック集落で生まれ育った鄭さんは言う。「この先何十年後には『在日』という言葉もなくなっているかもしれない。それでもそこに生きて、笑って泣いた人たちがいたという記録を残すのが僕の願いです」。

     戦争、差別、北朝鮮帰還事業など時代に翻弄されながらも力強く生きる家族の姿を、舞台セットだけでは描けなかった情景とともに映像化した。

    「在日の問題だけではなく、故郷を捨てざるを得なかった家族の普遍的な物語。あなたの家族と思って観に来て欲しい」と語った。

    ラジオ関西「シネマクエストラジオ」| 2018年6月27日(水)

    【公式サイト】「シネマクエストラジオ」 鄭さんのインタビュー音声は番組公式ブログで聴取できる。