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高橋真也の令和水戸黄門ラジオ漫遊記

  • 2023年10月17日(火) 13時30分

    第183回 今週の水戸黄門様は、2021タイム誌世界で最も影響力のある100人の1人 建築家の隈研吾さん

    ※建築家の隈研吾先生をお迎えし「白熱教室」にならってリーガロイヤルホテル大阪にて公開録音を行いました。

    ※シュンペーターのイノベーション理論のように成長を続けてきた日本。バブルが弾けて建築界にはどのような影響があったか?日本の建築産業のレベルは高かったが今は?
    大阪関西万博にもその影響が出ているのでは?

    ※建築界で最新のデザイン・工事の技術を持っているのはどこの国か?日本は建築の精度や表面のテクスチャー、そういったものを達成する段取りにおいてはトップレベルなのだが、、、。

    ※中国では日本のゼネコンOBが活躍している。2008年の北京オリンピック以来、海外の建築家を取り入れて学び建設業のレベルがアップしてきた中国。日本で出来ないことが出来るようになってきている。

    ※古き良きもの「里山の木」のようなものと、新しいもの「斬新性・革新性」を統合してどのようにバランスをとるのか?

    ※日本ではコンクリート・鉄筋の新しい技術と元々あった在来工法の里山の大工さんの技術のバランスが上手く取れていた。コンクリートを綺麗に作り上げられるのも、コンクリートを流し込む縁甲板の本実型枠を大工さんが上手に作ることが出来たから。

    ※色々な災害が世界各地で起きている。日本はこれからの建築での進歩をリードしていけるのか?また日本の建築物は海外の建築物と比べてどんどん進化しているようだが、それは災害が多いという日本の環境的な要因のためか、または人種的な要因のためか?

    ※新しい木材工法のCLT工法。ひき板を並べたものを繊維が直交するように並べた木材を使った工法で、二酸化炭素排出量削減効果もあり、今注目されている。各国が取り入れていっている中、日本は遅れが目立つ状況。