第150回 今週の水戸黄門様は、元農林水産省 事務次官 小林芳雄さん、水炊き 京懐石創業天明8年鳥彌三 8代目主人 浅見泰正さん
※今回は「老舗シリーズ」第一弾。お迎えしたのは、京都の創業天明8年水炊き・京懐石「鳥彌三」8代目の浅見泰正さん。そして元農林水産省事務次官の小林芳雄さん。
※「鳥彌三」が270年以上続く秘訣?!山あり谷あり、同じ場所で同じ料理を作り続けられたのは何故?穏やかないい時代だった戦後日本。若い新しい起業家や戦後からの中小企業経営者は今こそ聞くべき。
※270年続けてきて、もう閉めようと思ったことは?時代の波に上手く乗れるかという心配や老いの不安。人気がある時もあれば影になる時もあるが?!
※100年前のスペイン風邪流行の時にどう乗り切ったのか?コロナ禍での今の飲食店の状況と同じ。(スペイン風邪は1918年から1920年にかけて世界的に大流行)
※コロナ禍で店の営業を止めている時も「鳥彌三」8代目は店に行っていた。
※25年ほど前「鳥彌三」を引き継いだ時に、8代目として何か変化を起こしたいという欲が?!
※自分に似たものを食すと体に良い?!人も鳥も二足歩行。「鳥彌三」のスープを冷ました煮凝りを離乳食に。「鳥彌三」のスープはお客様のお子様にも。アメリカでも子供が風邪気味になると鳥スープを食べるとか。
※「鳥彌三」では多く出店しようと思ったことはないのか?出汁文化なので、お水の問題あり。京都は軟水でやわらかい水だから昆布の出も良い。
※老舗に生まれて老舗を継ぐ重圧は?お客様との関わりが助けに?!
※京都から出たからこそ分かった京都の良さ。伝統を守ろうと若い人たちにはついつい口うるさくも。継ぐという自覚が出たのはいつごろ?
※和食がユネスコ無形文化遺産に登録(2013年)されてから10年。伝統的技術と食材の集大成として、国際的に評価された一つの節目。それを若い人にどう伝えていくか。
「収録時はマスク着用。写真は休憩時のみの記録用撮影」