阪神淡路大震災から24年。
宝塚市は、震災の後、市内の小中学校の
子ども達が書いた作文をホームページで公開しています。
実はこの作文は「タイムカプセル」に入れられていたものが
その後、開封されたものでした。
きょうは、
宝塚市役所
総合防災課 係長の
嘉村剛さんとお電話をつないで
お話を伺いました。
阪神淡路大震災がから2年後に、
ゆずり葉緑地に「鎮魂之碑」という慰霊碑が建てられ、
その地下にタイムカプセルが埋められました。
このタイムカプセルには、
震災や復興に関する資料と一緒に、
「復興夢作文」をテーマにした小中学生115人の作文が入れられました。
タイムカプセルは、2005年に開封され開封式典などが行われましたが、
その作文は、朗読後、市役所のキャビネットに保管され、
存在が忘れられました…
それが、去年の資料整理の際に
見つかったのでした。
震災の記憶を風化させたくないと、
作文は、名前を伏せてホームページで公開されているほか、
書いたご本人の元に返す取り組みも行われています。
当時、末広小、長尾南小、宝塚小、小浜小に在籍されていた方で、
心当たりのある方は、
宝塚市役所総合防災課(電話:0797-77-2078)まで
お問い合わせください。