災害が起きた時、多くの人が避難する避難所。
学校の体育館や教室に避難することも多いですが、
その時、板の有香に直接、布団や段ボールを敷いて過ごすことがあります。
避難の期間がたとえ短期間でも、
そこで寝泊まりすることは大変。
若い人でも体が痛くなったり、
高齢の方なら、なおのこと‥‥。
そんな中、
神戸の畳屋さんが
被災地に畳を送ろう!というプロジェクトを
はじめました。
前田畳製作所の前田敏康さんに
スタジオにお越しいただき、お話を伺いました!
東日本大震災の避難所で
体育館の床に直に座って暮らす様子を報道で見た前田さんは、
なんとか畳を届けたいと感じました。
突然、畳を被災地に送っても迷惑かもしれないということで、
災害が起きる前に各自治体と協定を結ぶという仕組みを整えました。
協定を結んだ自治体で災害が起きた際、
被災地で必要とされている畳を全国の畳店が作って送る仕組み。
2013年から徐々に協定自治体を増やし、今では150市町村と協定を結んでいるそうです。