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  • 2017年10月11日(水) 22時26分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『猿の惑星 聖戦記』

    今日紹介した 映画 は…

    猿の惑星 聖戦記でした!

     

    監督
    マット・リーヴス

     

    主演
    アンディ・サーキス
    ウッディ・ハレルソン
     スティーブ・ザーン
     カリン・コノバル
    アミア・ミラー

    2011年の「猿の惑星 創世記 ジェネシス」で描かれたのは、新薬の投与によって知的進化を遂げたチンパンジーのシーザーが誕生し、やがて人類とゴールデンゲートブリッジで戦うことになるところまで。

    その10年後、より知的変化を遂げ、人類への反乱を起こした猿たちは、森に逃げ込む。そこにやって来た平和主義者の人間のせいで、人間に深い恨みを持つ猿のコバが、リーダーのシーザーに反旗を翻し、コバとシーザーは高層ビルで闘うことになり、コバは死んでしまう。

    更にそれから2年がたち、森の奥深く、滝の裏側に潜む彼らの元に、人間の手が伸び、シーザーは妻と息子を殺されてしまう。
    宿敵の大佐(ウディ・ハレルソン)の暮す要塞のような基地には、安全な場所に逃がしたはずの仲間たちが捕らえられていた。
    途中で出会い一緒に旅をすることになる口のきけない人間の女の子(アミア・ミラー)や動物園出身のチンパンジー、バット・エイプなどと共に命を懸けた闘いに臨む・・・というのが、今回のお話。

    前作で、親友でもあったコバを殺してしまい、今作では愛する家族を殺され、苦しむシーザー。
    分裂してしまったコミュニティを一つにまとめたいというリーダーとしてのシーザーの苦悩も描かれ、敵対する大佐も、単なる悪役というのではなく、人類を救済するために、自分の内なる闇とも闘いながら苦悩しているという生き様に、どこかでお互いを認め合っている両者の関係も描かれているのが興味深い。

    “そして、猿の惑星になる”とのキャッチコピー通り、この後、あの1968年の名作「猿の惑星」につながっていくという訳。

    それにしても、一作ごとに進化する映像技術には本当にびっくり!
    是非、大画面で堪能あれ!

     おたか